OSC2017-Hiroshima参画

OSC2017-Hiroshima (オープンソースカンファレンス2017広島)に参画してきました。
いつもはブース出展+セミナー開催での参加ですが、出展申込み多数につき、少し出遅れたうちのコミュニティではセミナー枠を確保することができず、今回はブース出展のみ。

www.ospn.jp

 前夜祭での牡蠣小屋から、帰る日に立ち寄った宮島まで、存分に広島を堪能し尽くしました。
OSC本体ではものすごい熱気の中、色々なブースでのお話をいつも以上に聞けたのが楽しかったです。
特に、札幌のインフィニットループ(IL)さんが持ってきていたVRのデモには衝撃を受けました。言ってしまえば要するに単なるビデオチャットなのだけど、、、いや、「単なる」じゃないからすごいのですが、画面の中の「相手」の映像が女の子。それが動く。ランダムとかプリセットされたのとかで適当に動くんじゃなくて、会話に合わせて動く。実はネットワークの向こう側では、札幌のILさんの会議室で、おっさんおにいさんが会話の相手をしてくれています。モーションキャプチャとボイスチェンジャーを使ってこれを実現しているとのこと。この組み合わせで得られる妙なリアル感が、とにかく「未来」で、驚かされました。というのが今回の個人的にビッグなハイライト。
 懇親会でも、食糧不足になりがちなOSCの懇親会の問題を一発で解決したバイキング形式にて、みんなハッピーなOSCでした。

f:id:sakaik:20171126072420j:plain


#あとからまとめて描いている日記のため、シンプルバージョンにて。

PostgreSQL Conference Japan 2017 に参加

(記録のみ)

表記参加してきました。例年は日中の都合がつかずに夜の懇親会だけに顔を出させていただいていたのですが、今年は休日に充ててくれたおかげもあり、初めて、フル参加しました。少し遅刻したけど。

ただひたすら丸一日、人の話を聞く、ということが最近ないので、PostgreSQL の歴史から最新情報までのキャッチアップにとてもためになりました。
MySQLユーザとしては、地理情報データの取り扱いには PostgreSQLには多くのノウハウがある(と思う)ので、MySQL 8.0 での Spatial 型/関数 の活用のために、これからも色々と教えてもらいたいものです。



f:id:sakaik:20171103100330j:plain

オープンソースカンファレンス(OSC)2017-Nagaoka 参画

怒濤の10月を締めくくるイベントとして、オープンソース2017長岡(OSC2017-Nagaoka)に参加しました。
「新潟のOSC」として、新潟市長岡市で開催されてきましたが、今年は2年連続の長岡開催。
日本MySQLユーザ会(MyNA)として、ブース出展とセミナー枠ひとつをもらっての参加です。
オープンソースカンファレンス2017 Nagaoka - オープンソースの文化祭!


f:id:sakaik:20171028120704j:plain


 会場が駅から遠いこともあり、来場者は少ないだろうなと予想していましたが、会場となった大学(長岡技術科学大学)の学生さんなども多く参加してくださり、そもそも「データベース?それなにするやつですか?」という所からのお話をブースで沢山できたのが、楽しかったです。うん、「データを "ちゃんと" 保管して、取り出せるようにしてくれている」だけのソフトなの。でも、その「ちゃんと」をちゃんとやろうとすると、結構いろいろなことに気を配る必要があるんだ、という事が少しでも伝わっているといいなぁ。

 セミナー枠では、いつもと少し違うスタイルで実施してみました。大量の資料を用意し、ほとんどそれらの資料を読むだけ(書いていない事を多少補足することはあるけど、大部分は読むだけ)という形式が多い中、あえて資料の枚数を減らす方向での挑戦です。
 資料は表紙等を除くと実質3枚だけですが、準備時間は普段よりも多くかかりました。大きな構成がきちんとできていないと立ち往生するのが目に見えているので、そこをしっかりと検討する点に特に時間がかかりますね。しっかりと、このセミナーを聞いて何をみんなに持って帰ってもらいたいのか、という(本来ならばキホン中のキホンだけれども忘れられがちになる)ことと向かい合う、準備時間でした。
 結果、聞いてくれている人の反応がよくわかり、興味ありそうなら話題を膨らませたり、分からなそうな雰囲気なら説明を重ねたり、興味なさそうなら次の話題に進むなど、インタラクティブでクリエイティブ*1な感じが非常に楽しかったです。かなり緊張するし大変だけれども、機会があれば、しばらくこのスタイルを続けてみたいと思いました。


 懇親会は長岡の駅の近くへ移動しての、新潟の名誉をかけた(笑)懇親会。
これでどうだ、とばかりに、ご当地ご自慢のお酒が並びます。
f:id:sakaik:20171028180700j:plain

 当然お酒には、自分の好みの味のものとそうでないものがあるのですが、ここに並んだお酒は自分の好みでない傾向のものでさえどれもおいしく飲めてしまうほどの逸品ぞろいでした。現地幹事のみなさんいつもありがとうございます。


 開催が休止していた期間の長い新潟OSCですが、再開してから3年連続の開催で、これからもぜひ(集客にももう少し力をいれつつ)続けていただきたいものです。いやその、お酒が飲みたいから言っているだけではなくて・・・・(笑)。

*1:セミナーをその場で「作り上げている」感じ

日本MySQLユーザ会会 2017年10月 参画

 日本MySQLユーザ会会(MyNA会)に参加してきました。
今回は、MySQLのプロダクトマネージャである Morgan Tocker さんを迎えての開催。
日中は、オラクル社の主催セミナーでまじめに Morganさんのお話を聞き(といいつつ、質問にユーモアを交えて答えるなど、堅苦しさのない楽しいセミナーでした)、夜は渋谷に移動しての、ユーザ会のイベント、というスケジュール。

MyNA(日本MySQLユーザ会)会 2017年10月 : ATND


 ひととおり、ご用意くださったセミナーでの話を聞き、その後の質疑応答の時間が圧巻でした。
今回の主催幹事の工夫で、Webベースの質問投稿システムを利用し、みんながセミナー聞きながらもどんどん質問を追加していき、最後にそれをひとつづつスピーカーにぶつけていく、という趣向です。(単なる茶々や質問になっていないものなどは予め幹事が削除するなど細々配慮くださっていました)
 モーガンさんは、その一つ一つに丁寧に、おそらく結構微妙なギリギリのところまで踏み込んで答えてくださいました。聞いているこちらが、逆に、自分の言葉でそれをそのまま書いてしまうことが怖くなるくらい(自分の表現の不足のせいで誤った説明が広がってしまう怖さ)でした(笑)。全体として感じたのは、Oracle社の中で MySQLの発展を意図的に阻害するような条件は、何一つなさそうだな、ということ。もう少し踏み込んでいえば、しっかりと開発をさせてもらっている、ということでした。出てくるプロダクトを見れば薄々そのように感じてはいましたが、「究極の中の人」の言葉として、その感覚を裏付けるような話をたくさん聞けたのは、本当に参加して良かったです。


 日中に少々、サシで雑談をする機会に恵まれたのですが、伝えたいことが本当にほとんど伝えられなくて、言い回しをいろいろ変えながら「察してもらう」感じのコミュニケーションになってしまいました。次回会うときには、もっとスムースにおしゃべりしたいな、と、久々に「やっぱり英語もう少しやるか」という気持ちが盛り上がった一日でもありました。


f:id:sakaik:20171023183829j:plain

Club MySQL #1:『MySQLに Window関数がやってくる!~ミックさんに訊く「新しい」SQLのツボ~』開催しました

 あらたに "Club MySQL" と名付けたイベントを開催しました。
ひとりの人の話をじっくりと聞く機会というのは意外とないもので、イベント主催者としては「せっかくイベントを開催するのだから」と、いろいろな人に少しずつ話をしてもらいたくなるものです。そんな中で、「この人の話を、じっくりと聞きたい」というときのハコとして、新たに本イベントに名前を付けて開催したものです。
 名前を聞いてピンと来た方もいるかもしれませんが、この名前は 2015年まで開催されてきた "Club DB2" というイベントへのオマージュ(?)でもあります(Club DB2主催者様には、この名前を使うにあたってお許しをいただきました。ありがとうございました)。Club DB2 は、基本的に毎回1人のスピーカーの方の話をじっくりと(90分前後)聞くスタイルで、まさに今回開催しようとする形式そのものだったからです。

connpass.com


 今回開催した「第1回」は、MySQL 8.0 (現在RC版公開中)で Window 関数が実装されたことを受けて、SQLに詳しいミックさんに Window 関数のエッセンスをお話いただく会としました。タイトルは 『MySQLに Window関数がやってくる!~ミックさんに訊く「新しい」SQLのツボ~』。
普段から MySQLを使っているわけではないミックさんには、「なんなら(少しだけ冒頭にMySQLの話を入れていただいた上で)、メインの関数の動作の紹介部分は PostgreSQL でお話くださってもいいですよ」みたいな事をお伝えしていたのですが、当日お話を聞いてみたら、すべて MySQL で動作確認をして、MySQLベースでお話をしてくださり(実行計画まで確認してくれたり)してくれるなど、とにかくしっかりと「MySQLのWindow関数」に焦点を当ててご用意くださっていたので、恐縮するとともに感動しました。
 私自身は直近で Window 関数を活用するような案件があるわけではないのですが、個人的には「これからSQLを勉強したい」という人に、SQL構文がフルスペックで揃ったMySQLを自信を持って勧められるようになるのが、とにかう嬉しく、そのための「本質」づかみにも、今回の話がとても勉強になりました。


 今回の資料をミックさんにいただいたので、イベントページの一番下に添付しておきました。
Club MySQL #1 - connpass



MySQLの「新しいWindow関数」については、@hmatsu47 さんも素敵なエントリをいくつも書かれているので、参考にされると良いかと思います。
hmatsu47.hatenablog.com


 
 まだ新しいイベントということもあり、集客難航しております。第2回(11/28)には、小川さんを迎えて MySQLの「X Protocol 大解剖」な感じのお話を予定していますので、よろしかったら皆様のご来場、そして宣伝のご協力をよろしくお願い申し上げます。
clubmysql.connpass.com

 

OSC2017-Fukuoka 参画

OSC2017 Fukuoka に参加してきました。福岡での開催は11回目。たぶんそのうち10回目の参加になります。
本日記は(かなり)あとになってまとめて書いているので、記録用に簡潔に。

www.ospn.jp


 前日には恒例の太宰府詣でをして、気持ちは「ここからはじまる私の一年」。
久しぶりの方にも、頻繁に会う方ともたくさんお話ができて、今年も得るものの多いOSC Fukuokaでした。



f:id:sakaik:20171006073215j:plain

オープンソースカンファレンス(OSC)2017-Fukuoka参画

オープンソースカンファレンス2017福岡(OSC2017-Fukuoka)に参加してきました。
www.ospn.jp

f:id:sakaik:20171007100857j:plain

今年の福岡の会場は、福岡大学。天神から地下鉄一本です。地元の何人かの方からは「ちょっと遠い場所との印象」と聞きましたが、天神に宿を構える遠征組にとっては結構便利な場所と感じました。


 例年通りに多くの来場者を迎え、ゆるゆるながらも、ブースで色々なお話をさせていただき、少しはお役に立てたのではないかと思います。
久々の方も、あちらこちらでよく会う方も、いっぱいお会いすることができ手嬉しかったです。


 懇親会では、ミツバチの研究をされている学生さんといっぱいお話をさせていただきました。まさかOSCに参加してミツバチの話を聞くことになるとは思ってもいませんでしたが、未知の領域のお話を聞くのは楽しいですし、何よりもその学生さんのお話が、順序立てや強調ポイントなど非常にわかりやすくて、ぐいぐい引き込まれました。


 少し早めの日程で福岡入りして、太宰府天満宮さまへの参拝をするのが私のならわしですが(しかし大雨だった)、そのほかラーメン食べ歩きなど、周辺領域のスケジュールもこなしつつ、充実のOSC Fukuoka 参加でした。