02.サンフランシスコ探訪

 緊張して怖くて怖くて仕方がなかった米国訪問の初っぱなから、ひとり行動となりました。もともとは「怖いから一緒に」のつもりだったのに、私のスケジュールの都合上このようになりました。
 まずは空港内で、あのすごい滑走路を見物したいなーと思い、information に尋ねたり RED なモノレールに乗って移動してみたりしたけど、どうも日本の空港にあるような「展望台」みたいなのはないみたい。。 informationで埒があかなかったのは私の英語力のせいだけだと思ったけど、そもそもない物を尋ねていれば、よくわからない答えしか返ってこないのは納得。


 BARTに乗ってダウンタウンへ。 切符の買い方を不安に思っていたら、案内担当者らしき人がいてさくさくっとやってくれた。ラッキーというか経験しそこねたというか、まぁとりあえず目的は達せられるからいいや。
 BARTが空港を出発し、すぐに眼下に見えたのはフリーウェイ。片側6車線に、さらに平行して何本かの車線。でかい!でかすぎる!!これがアメリカサイズなのか!? 滑走路に引き続き度肝を抜かれました。


 30分〜40分くらいだったかな、目的地であるパウエルストリート駅に到着。 地上に出ると華やかな都会の世界。みんな英語しゃべってる・・・(笑)。 ケーブルカーの転車台があり人々がまわりを取り囲んでいる、、、と思ったらこの人たちみんなケーブルカーに乗るために並んでいるのか!!! 本当はケーブルカーに乗って港のほうまで行ってみようと思っていたのだけれども、

並ぶの大嫌いな私。 とりあえずケーブルカーの線に沿って歩いてみることにしました。 遠くに見えるまっすぐな激坂。 歩く町並みは普通に東京とそれほど変わらない感じ。銀座歩いているみたいな気分だったな。 坂は多かったけど。

 公園を見て、坂を登り、下り。時々地図で位置を確認。 すべての通りに名前がついていて、わかりやすくていいなぁ、これ。 ケーブルカーの博物館に寄って、有名なロンバートストリートの下に到着。 お花がきれいです。お手入れもかなりやっているのだろうなと感じました。 くねくねした坂の脇にある歩道を歩いて登り、もういちど上からロンバートの美しさを堪能しました。 帰国後に気づいたのですが、ドラマ「フルハウス」の第1シーズンオープニングで、まさにこの坂を後ろにステファニーを乗せたダニーの自転車が下っていくというシーンがあり、鳥肌が立ちました。 行く前に予習しておけばよかった!


 その後もひたすら歩き続け、坂を登り、下り、Hydeに到着。意外と遠かったなぁ〜。 対岸の町を眺め(後からあれがアルカトラズだったと知った。つまり対岸じゃなかった。。)、今度は並んでケーブルカーにて戻ることにしました。 ちょっと早めだったけど1時間くらい空港で待ってもいいかな、という思いで。
 ケーブルカーの下りは迫力ありますねぇ。 下り坂では止まれないんじゃないかと心配になるけど、陽気な黒人運転手さん(というか操作員さん?)のテクニックで、ぴたりと止まる。すばらしい。


 じめじめしていないのであまり気にならなかったのだが、日差しは強い。 気づいたら腕が真っ赤に焼けてしまっていました。