またしても、RCです。 次こそは正式リリースだよと言い続けて早、、、、何ヶ月だ？
私の中では 5.1 は「使ってはいけないバージョン」になりつつあります。4.1のときのような投げやり感を感じ始めました。 まだまだのものに対して「RC」を付けてしまった過ちなのか、そもそもの開発姿勢が足りていないのかはわかりませんが、品質レベルのコントロールを失っていることは確かでしょう。（4.1の投げやりさ加減は、4.1には eucjpms がバックポートされなかったことからも伺えます）
といいつつもちゃんと MySQL 5.1 がリリースされて、多くのリソースが MySQL 6.0 の開発に向けられることを心待ちにしているので、バージョン5.1 から "RC" が取れるのを楽しみにしています。
MySQL 5.1.29-rc では、
・パーティショニングに関する数多くの非互換修正
・レプリケーションに関する数多くの非互換修正
- たとえばデフォルトのレプ方式が MIXED から、従来型のステートメントベースに戻ったことなど
・その他多くの修正（主にバグ修正）
が加えられています。
好意的に見れば、サンマイクロシステムズとの統合によりふんだんなサンのリソースを使って製品テストをできるようになったおかげでぼろぼろとバグが出てきたとも考えられますが、もしそうだとすれば正式公開前の品質向上ですから歓迎すべきことでしょう。真実はわかりませんが、そう信じたいところです。
○日本MySQLユーザ会(MyNA)のニュース：
http://www.mysql.gr.jp/frame/modules/news/article.php?storyid=120
