ツール・ド・フランス2009 第14ステージ

 久々にテレビの前に陣取ってじっくりと見ました。いろいろあったステージでしたね。
個人的に一番の注目は、13人(のち12人)の逃げに乗っていたヒンカピーマイヨジョーヌ獲得なるか?でした。 総合 5:25 遅れのヒンカピーを含む逃げは9分近くのタイム差まで一時開き、ヒンカピーマイヨジョーヌへの夢が広がりました。 最終的にはコロンビア(ヒンカピーのチーム)が追走集団をやや遠慮がちながらも引き始めてしまい、見事、自チームのマイヨジョーヌを幻に葬り去りました。あと5秒でした。
 仮に明日の山頂ゴールでランスやコンタ(もしかしたらエバンスも)と一緒にゴールできれば、ヒンカピーマイヨジョーヌとなるわけですが、果たしてランスがそのテンポで登ってあげるかどうか、注目です。
 ちなみに今日はアスタナがずっと引いていましたが、あれはランスやブリュイネルの意向で、長年支えてきてくれたヒンカピーへのプレゼントのペースだったのではないかとずっと思っている私です。


その他
・モロー先生がご挨拶アタック。奥さんとお嬢さん。かわいいー。あんなに嬉しそうにすーっと寄ってくるモローは初めて見ました。ほんとにいい顔してた。不思議な競技ですよね。レース中に前に行かしてもらって沿道に停まって知り合いや家族と挨拶したりするのって。。
・頑張った大集団のコロンビア。結局カヴェンディッシュは斜行で降格。ポイントはゼロポイント、マイヨジョーヌも取れず。戦略が裏目に裏目に出た(私の主観では「無策」と映った)コロンビアでした
・ステージ勝利は逃げ集団から一人飛び出したイゴール・アントン。カチューシャ勝利。マキュワン隊長twitterで大喜び。「レディースアンドジェントルマン!イゴールが勝ったよ!」だと(笑)。
・ ・・・っていうかマキュワンがカチューシャだったって今頃気づいたよ(^^;)ロトじゃなかったんだ^^;
イゴールアントンのインタビューはきれいな英語。抑えた笑顔がとても素敵。
・コロンビアの監督よ、ヒンカピーに謝れ! このままだと明日、ヒンカピーは山でランスのアシストしちゃうぞ(笑)
・逃げ集団で早々にフォイクトがパンク。ニュートラルにもらったタイヤがうまくはまらず断念。悔しいでしょうね。。フォイクトが居たら逃げももう少しいいペースになってヒンカピーマイヨジョーヌだったかも、という妄想も。。たらればの話ですけどね。
フォイクト事件で思ったのだけど、チームスタッフがタイヤをはめてくれるのはいいとして、ニュートラルが選手のタイヤをはめてあげる必要はあるのか疑問。一応タイヤはあるから好きなのを選手が選んで、自分ではめるべきでは? と今回の「ニュートラルがうまくタイヤをはめてあげられなくて怒鳴られている」様子を見て思いました。 怒るくらいなら(あと、上手にやってあげられないくらいなら)自分にやらせろ! そう思うのであります。

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