Paris=Tours 2009

パリ=ツール 2009, 230km のメモ。


速いペースで進んだレースは残り30kmを越えたあたりでも、7人ほどの2〜3分の逃げ。
集団はクイックステップやロットがコントロール。 ロットは頻繁にアタックを繰り返すなど、集団攪乱の動きに積極的な様子。
コロンビアのグライペルは集団スプリントとなった際の最有力候補のひとりだったが、レース序盤の落車に巻き込まれ、数人のチームメートとともにアバンダンとなった模様。 だから、集団コントロールにコロンビアの黄色いジャージが全然見えないわけだ。。


逃げ集団がつかまり、残り8km付近の軽い丘に入ったところで、ヴァン・アーヴェルマートのアタックにトム・ボーネンが反応。 こんなところでスプリンター争いが! と驚いたが、そこにジルベール、ボジクも合流。 ヴァンアーベルマートは足がなく次の丘で切れてしまったので、その後は ボーネンジルベール、ボジクの3人で。


#アーベルマートジルベールはロット、ボーネンがQST、ボジクがヴァカンソレイユ。
ジルベールはパリ=ツールディフェンディングチャンピオン=去年の勝者


そのまま3人でゴール前まで。
500mを切って、ボジク、ボーネンジルベールの順で軽い牽制。 一番後ろから、ジルベールアタック、ボーネンはボジクに追わせてさらにジルベールのスリップに入って最後に追い抜き、、、、、かと思ったら、結局追い抜けないまま ジルベール勝利! 2連覇!


あとで空撮見たら、ボジクがジルベールのスリップに入りきれずに(あるいは一旦入ったけどつき切れした(?)) 2車身ほど離れたところから結局ボーネンが自力でジルベールを追うことになり、かなりの距離を追い上げたようだった。 強いボーネンツールツール以降も全然見ることができていないので期待したのだけど、残念でした。
というか パリツールで2連覇するジルベール、強い!


日本人選手は 別府フミとアラシロが出場。 フミは後半エスケープがつかまりそうになる前のアタックに乗っかったものの吸収され、約7分送れてゴール。
アラシロはどこにいたかわからなかったけど、約5分送れて無事完走したようです。


・・・・・という感じのレースでした。


あとは来週のロンバルディアとその翌週のジャパンカップで、いよいよシーズン終了ですね。
いやもう、フィギュアのほうのグランプリシリーズが始まるので、応援する側としてはシーズンの切れ目がないのですが^^;