色分けで相撲ももっとわかりやすくなるのではないか

 初場所が始まりました。なんとなく画面を眺めていて、いつも相撲に対して感じている物足りなさというものについて考えていました。
 ひいきの力士を応援するというのは楽しみ方のひとつとして、一連の取組全部を楽しみたい時に、その取組に関する情報を持っておくことは必須となっています。テレビでは対戦成績や今場所の成績などを表示、解説してくれてはいますが、ぼーっとしていると見落としたり聞き逃したりしてしまう。 現在の相撲は見るものにも予習と集中力を要求するのではないか、という思いが起こってきたのです。 


 ツール・ド・フランスのような自転車ロードのステージレースでは、現在の総合リーダーが黄色いジャージを、スプリントポイントのリーダーが緑のジャージを着ます。昨日頑張った選手は敢闘賞として特別に赤い色のゼッケンをつけます。
同じようなことを相撲でやると、ぱっと見たときにもその力士がどういう状態で今日戦っているのか分かって、応援にも一層気持ちが入っていくのではないでしょうか。
 どこに色を付けるかは難しいのですが、、、マントを付けてくるわけにもいかないでしょうし、帽子もヘン。まわしかさがり*1あたりでしょうかね。まわしはゲンとかコダワリとかありそうなので、さがりが無難でしょうか。


 現在勝利数トップ(複数いれば全員。2日目には半数がこれに該当しますね)には黄色い色を。
 今日の勝負に勝ち越しがかかっている人は青い色。
 負け越し確定は白で、勝ち越しを決めている人は黒。
 前日の取組で一人、その日の敢闘賞が選ばれて、翌日赤いまわしをつけることができるとか。


こんな感じにすると、黒対青だと青に対する「がんばれー」という思いが強くなるし、黄色の時には「今日も負けるなよ!」と気持ちが入りそうだと思います。 赤いまわしが出てきたら「昨日はよかったんだ。今日はどんな取組を見せてくれるかな」と必然と盛り上がるでしょう。


 ・・・・なんてことを思っていました。
 すぐには浸透しないでしょうけど、5年もやっていれば「国民の常識」になるでしょうし、ぜひ日本相撲協会の中のみなさまにおかれましてはスイーツを食べたり食べなかったりしながらご検討いただけますことを節に願うものであります。



 とりとめもなく。


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*1:これを書いている時、一瞬「たらし」という言葉が浮かんでしまい、なかなか「さがり」に記憶がたどり着けなかったという裏話があります(笑)。まぁたらしてるしさ(^^;)