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第130回ClubDB2:「IBMのテクノロジートレンド」

 もはや数回に一度はDBの話題ではない、ClubDB2(第130回)に参加してきました。米持幸寿さんのClubDB2への登壇は2回目。
 前回と同様、落ち着いた語り口で説得力がありました。内容、伝え方ともに今回も素晴らしかったです。
https://www.ibm.com/developerworks/wikis/display/clubdb2/130



 タイトルは「IBMのテクノロジートレンド」として、前半でクラウドコンピューティングの話、後半でワトソンで使われている技術として自然言語処理とBigDataのお話でした。


 クラウド製品について、マイカーとレンタカー、持ち家とホテルなどの例で「たまに使うなら借り物で。長く使うと高いよ」という視点は、なるほどと思いました。東京工科大学では通常のまばらな時間は自家サーバで数台で処理を受け、授業で使用するなど一気に利用が増える時だけ外部のクラウドを使用するという事例も紹介されました。私の理解では、自家サーバが、常時起動されているクラウドの一部となり、必要時に外部のクラウドサーバを起動するイメージなのかな、と感じました。内と外のシームレスな融合ですね。 授業時の利用者(学生)ひとりあたりのコストは数十円(前半)だとか。


 自然言語処理について、個人的にはたいへん関心のある分野で、食い入るように聞きました(笑)。やはり形態素解析だけでなく係受け、意味解析もやらないと、精度の高いデータは取れないないですよね。。IBMではこれらの解析をするツールIBM Content Analytics)も提供しているそうで、デモを見せていただきましたが、GUIで条件などを選択して様々な分析を行うことができるなど、便利そうです。でもやはり、完全にサクサクとは行かず、分散技術を使ってもそれなりに時間はかかるみたい。
 データ分析の話で印象的だったことがあります。例えばTwitterの発言などからあることが判ったとしてもそれは単なる「仮説」であり、リアルと結びついて、つまりウラを取ってこそ、データ分析が生きると私は考えています。米持さんの話は、分析してみた結果を、単なるIT屋の調査範囲を超えて、ウラ取りをしている点が、説得力を強くしていました。ほんとに、好奇心の塊みたい(笑)。


 いつもどおり懇親会も楽しく過ごさせていただきました。米持さんともたくさんお話させていただき、本当は、私も収集しているTwitterデータをお見せしてもっといろいろ情報交換したかったのですが、あろう事か夕方からサーバが落ちていたようで(後日各課もしれませんが、結構な大惨事でした。。)お見せできずに残念でした。


 そんなわけで、今回も満足の ClubDB2 でした。参加の皆さん、主催チームの皆さん、スピーカーの米持さん、どうもありがとうございました。

 ・・・・次回は、「出てきただけで喉が痛くなり目にしみるほど辛いお店」じゃないところで、ぜひ・・(涙目)
 ClubDB2 には参加しているけど懇親会はまだ、という方は、一度参加してみると面白い話がいっぱい聞けると思いますよ。ぜひぜひ。



追記:
 id:k_masuさんが、私よりもちゃんと内容についてまとめてくださっています。ご参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/k_masu/20110909/1315724732


 拝読して思い出したのですが、米持さんが小学校時代に数字の単位を、億、兆、京、、、、無量大数まで覚えたという話で、私も同じ頃に覚えました(インテルのCMでではありません)。加えて、小さいほうも、分、厘、毛、糸、、、、空虚、清浄 まで覚えておりまして、この点だけは、あのすごい米持さんに勝った!! と、懇親会に向かう道柄、ご本人に自慢させていただいたのでした(笑)。 刹那、とか、空虚、とか、「なにもない」方向への単位って、表現が魅力に溢れていますよね。


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