MySQLマニュアルの「チュートリアル」

この記事は、2015年「MySQLマニュアルを読む」アドベントカレンダーの3日目です.


 MySQLマニュアルには「チュートリアル」の章があります。
ざっと見たところ、バージョン 5.7 と 5.6 とで構成に大きな変更はなさそうなので、英語に不慣れな人は、最初に日本語版を読むと良いでしょう。


ver.5.6日本語 http://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/tutorial.html
ver.5.7英語  http://dev.mysql.com/doc/refman/5.7/en/tutorial.html

 
 この章の構成は以下のようになっています。

3.1 サーバーへの接続とサーバーからの切断
3.2 クエリーの入力
3.3 データベースの作成と使用
 3.3.1 データベースの作成と選択
 3.3.2 テーブルの作成
 3.3.3 テーブルへのデータのロード
 3.3.4 テーブルからの情報の取り出し
3.4 データベースとテーブルに関する情報の取得
3.5 バッチモードでの MySQL の使用
3.6 一般的なクエリーの例
 3.6.1 カラムの最大値
 3.6.2 特定のカラムの最大値が格納されている行
 3.6.3 グループごとのカラムの最大値
 3.6.4 特定のカラムのグループごとの最大値が格納されている行
 3.6.5 ユーザー定義の変数の使用
 3.6.6 外部キーの使用
 3.6.7 2 つのキーを使用した検索
 3.6.8 日ごとの訪問数の計算
 3.6.9 AUTO_INCREMENT の使用
3.7 Apache での MySQL の使用

 ざっとMySQLの使い方を知りたい時には、コンパクトに情報がまとまっていて良いと思います。
また、そこそこMySQLを使っている人にとっても、「え?そうだったの?」という情報が含まれている場合もあるので、復習がてら軽く目を通しておくと良いでしょう。
 たとえば、mysqlクライアントプログラムのプロンプトが示している状態について意外と、知らない人も多いかと思います(3.2 クエリーの入力)。
 個人的には、3.6.5 ユーザー定義の変数の使用なんて、使わないとすぐに忘れてしまうので、使うたびに調べてしまうひとつです。