長崎県の右下の端っこに「オープンキャンプin南島原2017」に参加しにいった話

 知人の書き込みからその開催を知り、興味を持った「オープンキャンプin南島原2017」。長崎県は、左下のほう(長崎市とか)しか行ったことがなかったので、漠然と「右下にも行ってみたいなぁ」と思っていたことも、参加への思いを後押ししました。コロプラの位置登録もできるし。こうやって人々が新たな地を訪ねる原動力と(いまだに)なっているコロプラ*1、すごい(笑)。


f:id:sakaik:20170528180150p:plain:w200


 南島原市へは、公共の交通手段に難儀する(平たく言えば、電車などない*2)ため、空港に到着する遠隔地からの参加者のために、主催者が車でお迎えに来てくれます。それだけでも恐縮なのに、実はその時間に到着する便で来たのは私ひとりだけ。なんか、すいません!すいません!大恐縮です。次回以降参加する際は、なんとかします!

 ずっと海沿いを走り、最後に山側に向かってしばらく登っていくと、会場である「エコ・パーク論所原」に到着。広いよー、自然だよー、鳥がいっぱい鳴いているよー(幸せ)。夜は、こんなにたくさんの星を見たのは20年ぶりくらいか、というくらい星がきれいだったし。ちなみに、論所原は "ろんしょばる" と読みます。九州に来たぞーって感じ。

f:id:sakaik:20170521071727j:plain


 受付を済ませて、まずはセミナータイム。オープニングの後、南島原市サテライトオフィスを置いている(株)セラクさんのお話、地元IT勉強会の活動紹介などのお話、実体験(家が農業)に基づくIT利用へのアイデア耕作放棄地に関する情報交換と活用)のお話などを伺いました。
 学生さん、緩急取り混ぜて笑い要素も入れていて、プレゼン上手いなぁと感心しきり(構成の策定等の準備も含めて)。セラクさんはすっかり南島原市の「なかま」になっている様子がよく分かり、「補助金もらって支所だけ作りました」のようなアリガチなものとは一線を画しているとの印象を受けました。
 次に、日本Androidの会の進藤さんから Google I/O のお話。客層に合わせてわかりやすく説明されていて、見習いたい、見習いたい! Googleのサービス内容はとにかく AWSで感じていたのと同様に、サービスが細分化して大量増殖しているので、そろそろ階層化するなどわかりやすくまとめるフェーズに入ってもいいなぁと感じました。全体を知りたくても、もう途中から入れない(笑)。

f:id:sakaik:20170520145917j:plain 


 その後は、5~6人くらいずつのグループに分けられて、グループディスカッション。その日の夕方と翌日の午前と。
今回は学生さんが半分近く参加されていたので、グループ内も当然その比率。さしずめ 「オトナ 対 学生」の 3対3デートと表現すれば良いでしょうか。そうなると必然的に、オトナたちが張り切るわけです。自分の体験を伝えようとする人あり、学生さんから言葉を引き出す工夫を重ねる人あり、それぞれの方法で交流を進めました。うん、もうディスカッションとかじゃないんですけど、いいんです(笑)。こんな感じなので、所期のテーマである「IT」「地域」「人材」の中から、話題は自然と「人材」へ。
 私もオトナチームの立場から、偉そうに自分の体験を語ったりはしましたが、自分が彼らの年齢の頃を考えると、参加された学生さんたちみんな、本当にすごいなぁと思います。オトナ対学生だけでなく、学生同士でも、2年制のカレッジの2年生と、4年制大学の2年生の方々が参加されていて、同じ年齢なのに将来について考えている量が異なることに刺激を受けている様子を見て、本当に良い場だなぁと感じました。(来年社会人になる人と、あと3年ある人の差なので、ある意味当然ではありますが、それが良い刺激になったようでした)


 宿泊はケビンにて。アウトドアでない私は「ケビン」という用語を知らず、なぜか脳内では「円形の布状のテントで真ん中に太い柱があるやつ」を想像していたので、しっかりした建物で、ほっとするやら拍子抜けするやら。(それはゲルです・・・)

 f:id:sakaik:20170521073752j:plain


 気づいたら長くなってしまったので、いったんここで切ります。
続きはまた!






当日の模様は南島原市のページにも掲載されています。
www.city.minamishimabara.lg.jp

*1:正式には今は「プラス」が取れていますが呼び慣れたこの名で

*2:島原鉄道はあるけど今回の目的地とは離れている