・華酔木挽賑〜お祭り (はなにようこびきのにぎわい)
富十郎、吉右衛門、梅玉、etcの鳶頭に雁治郎、秀太郎、時蔵、水谷八重子、波乃久里子の芸者。清元は延寿太夫。相変わらず素晴らしい。
すさまじく豪華。これだけの舞をいっぺんに見られるなんて。過去にテレビで俳優祭を見ていた時には「なんだ、普通の出し物か」などと(お笑いでない出し物を)思っていたが、見るとものすごい贅沢な迫力。中でも富十郎の動きはひとつひとつに輝きがあり、ぼーっと見ていてもそこからオーラが出ているようだった。名手というのはこういうものか。
この出し物だけで、すでにおなかいっぱい。