第6ステージ

 週末はなにかと忙しい。ということで簡単に第6ステージまとめ

ファッサのフレッチャを含む数人が逃げ。
フレッチャは昨年のツールでもステージを1つ取っており、ゴールの際に「弓を射るポーズ」で一躍ファンをふやした。かく言う私もこのステージでは「フレッチャがんばれー。今年も弓を射ってくれ〜」と応援していたのだが。。。
 残り6km付近だったか、逃げが「やめ」そうになった頃に、猛然とフレッチャがアタック。そのまま一人で猛スピードで進むがやはり平坦での集団のパワーは恐るべし。1kmのゲートをくぐると同時に集団につかまってしまった。
 ゴールスプリントはクイック・ステップのブーネン。彼は数年前までUSポスタルにいた選手だ。


 ちょうど1kmのゲートのところで集団の大落車発生。映像には映らなかったがフレッチャが集団に飲み込まれた直後であったために、一部で一旦速度がゆるみ、それが引き金になったのではないかという気がする。一説によると1kmのゲートのところから急にコースが狭くなっていたという話もあるが、映像では狭くなっている様子はわからなかった。
 ともかくこの落車で多数が足止め。ゴール前1km以内であるという判断をされてそこで足止めを食らったり落車したりした選手はゴールタイムに差はつかなかったが、ともかく見ていてぞっとする落車であった。アバラを折ったらしい選手も含め、一応全員ゴール。 この落車にマキュワンが巻き込まれ、ゴールスプリントに参加できず。2位で30ポイントを取ったオグレディマイヨ・ベールを獲得した。


 また、このステージではペタッキとチポリーニの2大スプリンタがそろって棄権(スタートせず)した。本件はまた項目を改めて。


第6ステージ結果

1 Tom Boonen (Bel) Quick Step     4.33.41 (42.96 km/h)
2 Stuart O'Grady (Aus) Cofidis    
3 Erik Zabel (Ger) T-Mobile       
4 Danilo Hondo (Ger) Gerolsteiner 
5 Baden Cooke (Aus) Fdjeux.com    

第6ステージでのさようなら:

DNS Alessandro Petacchi (Ita) Fassa Bortolo                             
DNS Mario Cipollini (Ita) Domina Vacanze                                

第6ステージ終了後の総合成績:

1 Thomas Voeckler (Fra) Brioches    24.37.30
2 Stuart O'Grady (Aus) Cofidis e        3.01
3 Sandy Casar (Fra) Fdjeux.com          4.06
4 Magnus Backstedt (Swe) Alessio        6.06
5 Jakob Piil (Den) Team CSC             6.58
6 Lance Armstrong (USA) US Postal       9.35
13 Tyler Hamilton (USA) Phonak         10.11
18 Oscar Sevilla (Spa) Phonak          10.19
21 Jan Ullrich (Ger) T-Mobile          10.30