ジロ・デ・イタリア第19ステージ

なんとなくどんよりとした気分で過ごした一日。
みなさんの日記を読んでいると18ステージについて、「最後まで牽制しすぎることのない、気持ちの良い勝負だった」という感想が目に入り、楽しみたくて見ているレースを自分が楽しんでいなかったことに、はっとさせられました。
そう。楽しんで見ましょう。 せめてあと2日。


そんなわけで、ジロ・デ・イタリア第19ステージ。山頂ゴール
フォイクトかっこいいーーー!!!!!のひとことです。


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10人くらいの逃げと、マリアローザ集団(大集団)までは約5分の差、という状態で最後の登りに。
ピエポリどこかなー?と探していたら、緑色のジャージを着ていた。
なんだありゃ?と思って調べてみると、Azzurri d'Italia という賞らしい。 一位のバッソマリアローザを着ているので、おさがり。
で、今日も勝負どころでシモーニを引き連れてペースアップ。集団はどんどんちぎれていき、結局今日もまたバッソシモーニの2人だけ。 他の選手はどうした?サヴォルデッリの山岳でもキレをまだ一度も見ていないぞ。。クネゴのロケットダッシュは?
 いつもと違うのは、5分逃げの10人の中からぼろぼろと落ちてきているので、トップ争いではなかった、ということくらい。


その頃トップはガラテとフォイクトの2人。
1kmを切って、前に出てみたり横に並んだり、すごい勝負が見られるぞーー!!!と気分が盛り上がってきた矢先、残り400m。
ガラテの背中を右手で軽く叩くフォイクト。 左手を斜め後ろに差し出し握手を求めるガラテ。 おお、、逃げ切った祝いを2人で共有し、ここから本気スプリント勝負となるのか!?


次の瞬間、ガラテが猛ダッシュ。フォイクト動じずマイペースのまま。


途中経過を見ていないので知らなかったのだけど、フォイクトはずっと10人集団の中で「付き位置」だったらしい。 確かにバッソ待ちの立場のわけだから、納得できる。
でも、あそこまで一緒に逃げてきて、勝利にくらっとココロが揺れ動いたりしないものなのか。あんなにあっさり勝ちを譲れるものなのか。


ゴール前で、後ろにいるフォイクトを称えるように大きく指さすガラテ。
うぅぅ。。。。カッコ良すぎです。2人とも。
どんよりしたニュースの翌日に、気持ちのよいレースを見せてくれました。
ありがとう。



ちなみに今日のレースは予定よりもペースが遅かったようで、
フォイクトがガラテの背中に手をかけ、2人が握手をし、ガラテが飛び出していった、、、、、ところで録画が切れました・・・・・・
ナマで見ていてよかった。。。。。





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