ツール・ド・フランス中止のおしらせ


  ・・・・と書きたくなるくらい、唖然とし、脱力してしまった。
 ここ数年、何をおいてもツールのテレビ中継観戦中心の7月をおくってきた(「7月は仕事しないよ」と宣言していたくらい)のだが、今年はそれほど観戦のために無理もせずに、録画早送り観戦の回数も増えそうな気がしている。


 ランス、バッソウルリッヒ、ベロキ、マンセボーが不在のツール
 (このうちランスはフェンテス事件とは関係ないが:-))


 他の選手達には悪いが、やはりこれらの選手は総合優勝を狙う「超・超一流」であり、彼らなしのレースなんていわば二軍試合を見せられているようなものだと思う。


 もちろん現時点で「クリーン」とされている選手の中でもすごい選手、応援したい選手はいるがその中の誰が勝っても、ツールで優勝したということの価値は見劣りがするものになってしまうだろう。


 横綱大関、小結、関脇が一人もいない初場所(他の場所でも良いが)を想像してみるといい。



 ツール・ド・フランス最優先だった私の生活に、「ゆとり」を与えてくれたことに感謝する。これで7月も仕事優先の生活を送ることができそうだ。