ツール・ド・フランス第12ステージ

 ド平坦なステージは、スプリンターたちの長めのスプリント合戦になりました。カヴェンディッシュ、絶好調ですねー。 ある年のマキュワン、あるいはある年のボーネン、さらにあるいはある年のペタッキを思い出します。


 残念なお知らせがあり、今年も萎えています。 そう、萎えなきゃツールじゃないよね、なんて言いたくなるくらいここ数年の恒例ですが。。 ピエポリとコボのダブルバンザイで感動した数日後、ソニエデュバルがチームごとツールから撤退しました。リッコEPO検出とのこと。チーム全体での撤退は思うところあってのこととは思いますが、アルプスでもピエポリの走りを見たかった。。また、ドイツテレコムのトレインを嘲笑うかのような1km猛スパートを見せてくれたベルトリアーティも今は同チームから出場しているので、彼も今年も見せ場を作れないまま今日から走れなくなりました。


 切ないです。検査の方法や基準が判らない以上、検査結果が正しいかもしれないし、あるいは不正はないのかもしれない、というのが半々であると私は思っています。 ただ私は選手たちを信じたいというのが基本立脚点ですから、検査になんらかの落ち度がある(方法と解釈の両面から)ということを信じたく思います。