- 作者: ヨハン・ブリュニール,ラッセル秀子
- 出版社/メーカー: アメリカン・ブック&シネマ
- 発売日: 2008/09/12
- メディア: ハードカバー
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ブリュイネル監督の本。彼自身の選手時代のエピソードから、ランスとともにツール・ド・フランスを勝利し続けたエピソード、そしてコンタドールのマイヨ・ジョーヌまでが描かれています。 ブリュイネル自身の視点で描かれているので、臨場感ビンビンです。
私がロードレースを本格的に見始めたのは、2000年のモン・バントゥから。第12ステージでした。この本にはそれ以前の話を含め生々しいストーリーがいっぱいです。ランスのハンガーノック(見始めたばかりの頃で実はどれくらい凄い事が起きてしまったのか当時は実感がなかった)、ブラフからの突撃アタックのステージ、そしてバントゥでパンターニに勝利を譲った後のいざこざ。 勝つためのトレーニングや完璧を目指した布陣。カサルテッリの事故。ブリュイネル自身の崖下への落車の話や、インデュラインやチポリーニに勝った話。最近のオペラシオン・プエルトの話まで。
9年間自転車レースを見てきていると、思い出すシーンがたくさんあります。
何度も泣きました。この本。
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