熊とワルツを

熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理

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 出丸湖、、うわぁぁんATOKのばかぁぁ。。。
 デマルコとティモシー・リスターの共作による本書。 デマルコについては『デッド・ライン』での「たとえて伝える力」に感銘を受けて10年近く気になる人だったのですが、気になりつつもこの本はまだ読んだことがなく、ようやく読んでみることにしました。
 リスクを無視するなよ、ちゃんと考えろよ、通常「納期」と呼んでるものは100%あり得ないくらいすべてが順調に行ったときの最短納期を約束しちゃうことが多いんだ等、しごく尤もなことが並んでいます。 特に最短納期については「ほぼその日にあがることはあり得ないだろうがその日以降納品できる可能性が日々高まっていくスタート地点」として「ナノパーセント日」と命名したあたり、デマルコの本領発揮といったところか。 
 途中からだんだん細かい話になっていき、残念ながら途中まで読んで飽きてしまいました。一応最後まで目は通しましたが、そんな気分で読んでいたので集中力があまりなく。。


 それでも、横軸に日数を、縦軸に可能性をとった「納品可能性曲線」の歪み方(左にピークが寄り、右側にロングテール的に伸びている、歪んだ正規分布っぽい形のグラフ)は今まで漠然と感じていた「納期の範囲」(はやくてイツ、遅くともイツという見積もり方)にさらに重み漬けが加わっているため、感覚と非常に一致し、感銘を受けた。


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