巷(の一部)で Poken なるガジェットが流行っているそうで、なんだか面白そうなので手に入れてみました。先週の金曜日のこと。 とりあえずハコ買いだったのは、1個あたりが安くなるということと、きっと知人が引き取ってくれるだろうという甘い目論見のもとで。 実際、その日の GREEオープンソーステクノロジー勉強会で予め連絡をくれた知人に引き渡すために持参したところ、他の参加者の方からも「欲しい」との声をかけていただき、即売会状態になってしました(^^;。
12個入りで 19,840円だったので頒布価格は(本来 1,653円ですが切りよくさせていただいて)1,700円で。もっと安く手に入る場があるという話は聞きますが、今回はこういう計算でした。一つだけで買うと 2,480円なのでお得感はあると思います。
さて、冒頭で「面白そうなので手に入れた」と書きましたが、正確に言うと「何がおもしろいかわからないので」という気持ちでした。触ってみればなにか面白いことがあるだろう、と。
実際に使ってみてもなかなか面白さがわからなかったのですが、何人かオンライン名刺を見られる仲間が増えてくると、なんだか他のSNS等との違いがわかってきた気がします。
それは 「実際に会っている人だけ」 という制限です。 物理的に POKEN 同士をタッチさせなければその人は自分のリンクリストに載らない仕組みは、お友達の増えにくさという制約を逆にうまく利用しているのだな、と感じました。
だからといって誰でも彼でもハイフォーしたいわけではなく、様々な会合で知り合った人と(ふつうの紙名刺は必須ですがそれに加えて)Pokenによって話題づくりやハイフォーしたりするという、そんな利用方法がスマートだなと私は思っています。ハイフォー仲間がいないからPokenで名刺交換するためだけに集まりましょう、みたいなのは、なんだか違和感があります。いや、遊びとしては面白いので、セカンドPokenでそうやってどんどん名刺交換するというのはやってみたいですけどね(笑)。
このオモチャを、お祭りとして楽しみ尽くしたいと思う自分と、これを無闇に浮かれずに地に足をつけてクールに使ってみたいと思う自分の差なのでしょう。 半年後に残っているかどうかわからないオモチャなので、旬であるいまのうちに遊び尽くすのが賢明なのかもしれませんね。
ちなみに、この Poken 、中はこんな感じになっています。 動物(とかおばけとか)の部分は単に USBメモリの「フタ」なんですね。これをPCに挿して、中にある html を使って Poken サイトにアクセスするのです。 中には基盤がオモテ側に固定されていました。いつかこれ外すんだ!(←すぐに時計を壊したがる子どもかい(笑))
で、もとに戻すときに電池の向きがわからなくなってしまった方のために。 正しい電池の向きはこちらです(笑)。
ということで「実際に会ったことが証明される」コミュニケーションツールとしての Poken、もうしばらく楽しんでみたいと思います。
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