第163回ClubDB2のLTで『セルコ第4版』の紹介をさせていただきました

 5/24(金)に開催された 第163回ClubDB2の冒頭で、5分間の時間を頂戴して、ライトニングトーク(LT)をやらせていただきました。前日に出たばかりの書籍、セルコ著『プログラマのためのSQL 第4版』の紹介です。
 DB2MySQLなどの操作を中心に、「データベースソフトの使い方」を一生懸命勉強しちゃいがちですが、その根底にある考え方を知らずにコマンドばかりを覚えても、すぐに行き詰まってしまうものです。セルコ4版が発売されたことで、根底の考え方に日本語で触れる機会が増えたことを、DB技術屋としても嬉しく思います。


 とっても難しいし、たぶん1回読み通しただけでは理解できないところもたくさんあると思います。そういう書籍です。 それでもこの本を手元に置いておき、ぱらぱらとめくる、それがいつか役に立つのだということが、今回のLTで少しでも伝わったら、嬉しいな、と思います。


 今回のClubDB2本編講師の下佐粉さんが、きれいに LT の内容を受けて援護射撃をしてくださったのが、とても嬉しかったです。そして下佐粉さんのお話自体が、まさに、コマンドを覚えるようなものではなく考え方を理解できるような内容で、「"使い方" を一生懸命勉強しちゃぁいけません」 なんてLTで言うってことを、まるであらかじめ見透かされていたかのようで、驚くやら感心するやら。


 翔泳社さまとミックさんのご厚意で、本書籍を1冊、参加者へのプレゼント用にとご提供いただいたので、ClubDB2終了時のじゃんけん大会での争奪戦となりました。 毎回、一定数の「じゃんけん大会に参加しない人=座ったままの人」がいるものですが、今回は目に付く範囲では全員、じゃんけんに参加! 何度も ClubDB2 に参加していますが、こんなのは初めて見ました。 LTで伝えたかった「とにかく手元に!」のメッセージは伝わったかな、と嬉しく思いました。
 結果、あろうことか(笑) jflute さんが勝利して セルコ4版をゲット。 
事実は小説より奇なり、と言いますが、まさにそんな感じ。 だって、jfluteさんって、昨年夏にミックさんが ClubDB2 に登壇された日に、ミックさんの前座として(?) LTでお話してくださっていたんですよ。あのときのご褒美が、今になってやってきたんですね、きっと。
http://d.hatena.ne.jp/jflute/20130526/1369579046



以下、LTで使用した資料に(それだけじゃわからないので)多少の補足説明等を追加したものを公開します。

http://www.slideshare.net/sakaik/club-db2-lt20130524


https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=ja#!/wiki/ClubDB2/page/%E7%AC%AC163%E5%9B%9E
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798128023/japansite-22/


 運営の皆さん、毎度毎度の運営と、そして、今回LTをする機会をいただきましたこと、どうもありがとうございました。


.