FOSS4G TOKAI 2018 に行ってきた話

 FOSS4G TOKAI 2018 に行ってきました。MySQL 8.0 でのGIS機能に興味を持ったことが高じて、週末にまったくアウェイの環境に行くなんて、どうかしている。
 地図を作っている人、地図の上にいろんな情報を乗っける人、そういう物を作っている人、そういう情報を使ってサービスをしている人。様々な立場でGISに関わっている人がたくさん参加されていて、たくさんの発表を聞かせていただきました。
foss4g-tokai.github.io


 今回の参加の目的は、「なんとなく~」という部分(約8割)を覗くと、残る部分としては第一に、この分野の雰囲気を感じてみたかったこと。どういう話題がみんなの関心なのか、トレンドなのか、それらを感じることでした。第2には、オンラインでちょっとだけコメントをやりとりさせていただいた方や、イベントや資料をリツイートしてくれた方と会ってみたいと思ったこと。
 今回、この両方ともがパーフェクトに満たされ、また、期待以上の情報も出会いもあって、日帰り弾丸参加をした甲斐がありました。よかった。こういう素敵な体験をしてしまうと、岡山にもうっかり行きそうで、怖いですw

 参加しての全体の印象としては、「レイヤが高いな」ということでした。データ自体をどこにどのような形で格納しておくのか、という話は「承前」として、その上のレイヤでどう活用するか、どう見せるかというのが関心の対象なのかなと感じました。
 一点、とても印象に残った発表があって、それは中部大学の高橋さんの消防業務に生かすGISをテーマとしたお話。緊張しているのが伝わってくるような固い感じの中に、自分はこれをやりたい、そして伝えたい、という強い思いがあり、応援したくなりました。やりたいことを持ってさえいれば、実現方法はなんとでもなるので、本当に強いものです。

 MySQLに直接関わる話はほとんどないなれども、どんなデータを扱いたいのかの実例にたくさん触れられたのは、お仕事に喩えるといわば「要件定義前の御用聞き」に相当するもので、単に言われた数字を登録するだけのDB屋にならないために、たいへん良い経験になりました。


 懇親会の際にもたくさんの人に、どのように数字を扱っているのかを教えていただきました。



 というあたりで品川に着きそうなので、何を言いたいのかまとまらない感想文になってしまいましたが、このへんで。 セミナーでお話を聞かせてくださった皆様、休憩時間や懇親会でお話をさせていただいた皆様、どうもありがとうございました。まだしばらくMySQLGISまわりで騒ぎ続けると思いますので、今後とも色々おしえてください! 今日は楽しかったです!



追記:Togetterにまとめてくださっていました:
togetter.com