読書『Cursor完全入門』

 遅まきながら(?)「Cursor」というAIコードエディタ(要するにプログラム作成補助ツール)が流行りつつあるという事を耳にし、情報収集のために購入してみた本。


 Webにも情報源はたくさんあるが、まずは書籍として出版されているものからの情報を得るのは、私の常套手段。Webの情報は書き手ひとりの思い込みや思い違いがそのまま著されているので、卵から生まれたてのヒナとしては、書かれている内容を真に受けて良いのかの判断がつかない。その点書籍は、多くの場合は著者以外にも査読者、共著者、編集者など多くの目を通っているので、その点での信頼度が少し上がっている(更に言えば、プロの編集者が本気で編集した文章は、やっぱり読みやすくなっている)。
 ということで、日々進化しているジャンルでもあるので、もっとも新しい本書を手に入れてみた。3月19日発売(奥付では22日)のほやほや。


 結論から言うと、私の求めていた本ではなかった。わかりやすく言えば「フェーズ違い」。
私は、まずCursorがどんなことができるのかのストーリーを得たかったのだけど、本書にはあまりストーリー性(Cursorを使って開発していく流れ)は存在していませんでした。様々な機能をひとつひとつ丁寧に説明していく本書は、きっと今後もっと私が使うようになってから「こんな操作をもっとラクにできないかな」と思った時や、「なにか面白い機能はないかな」と思った時にあらためて読み直して、発見を得られる、そんなフェーズに役に立ってくれそうに感じました。
 勉強になったのは1章(まさにそういう情報を得たかったフェーズ)で、2章以降はちょっといまの私にはこまかすぎた、と感じました。きっとまた私のフェーズが変化したときに、この本とふたたび対面することでしょう。

 そして、漠然と「Cursor全然知らないから情報欲しい」と思っていたのが、実は私がほしかったのはチュートリアル(サンプル手順書)的なものであったと気づくことができたので、まずはWeb上にあるブログや動画をいくつか拝見してみたいと思います。