『現場のプロがわかりやすく教える データベースエンジニア養成講座』上梓しました

このたび、
『現場のプロがわかりやすく教える
 データベースエンジニア養成講座』
という本を上梓いたしました。2025年4月4日(金)発売です。

電子版:現場のプロがわかりやすく教えるデータベースエンジニア養成講座


 タイトルにもある通り、この本は「これからデータベース(RDBMS)を学びたい!」という方のための入門書です。
データベースの学習(データベース以外でもそうだけど)って、まわりに良い先輩がいるかどうかで随分変わってくるものです。大きな会社でお仕事をされている方はその恵まれた環境に気づいていないかもしれませんが、自分よりも少し(またはだいぶ)詳しくて、ちょっとしたことを教えてくれたり、本来時間をかけて習得するようなことが当たり前に「そこの当然の環境」になっていたりするといった、非常に恵まれているんです。一方、そういった先輩がいなくて、どこから手をつけたら良いかわからない、どこまで頑張っていったらいのか見えなくてつらい、という人もたくさんいます。本書は、どちらかというと、そういう人たちを意識しながら書きました。隣の席に座ってるちょっと頼れる先輩。そんな存在になれたらいいな、と思っています。
 この本を読むと、データベースエンジニアになるためにどのようなことを学んで行ったら良いのか、という「脳内マップ」を作ってもらえると思います。300ページに満たない本で全体像を伝えるために、詳細を割愛したり雰囲気でお伝えしたりといった部分もありますが、「薄く広く全体像を知ることができる本」と言えるかと思います。
 この本の「でない」としては、「チュートリアルではない」「作業手順書ではない」ということが挙げられます。調べ方、試し方などを知るというのは今後長いこと使える、まさに一生もののスキルとなります。このためには一定の、自分で努力する、という苦労が伴います。本に書いてあることだけでなく、マニュアルで調べたり自分で試したりできることが、より深い理解に繋がります。そんな方法も紹介しています。「本に書いてあるとおりにやればOK」というタイプの本を期待されている方には、少し物足りなく感じるかもしれません。しかし、本に書いてある以上のことを学べるスキル-自分で試して、調べて、知識を拡げるスキル-をぜひ身につけてほしいと思います。

 データベースの世界って、他の手段では持て余すような大量のデータをスムーズに操作できるところや、驚くほどたくさんの利用者が並行してデータを出し入れできる仕組みなど、魅力が満載です。この本をきっかけに、そんなデータベースエンジニアの楽しみに気づいてくれる人が少しでも増えたら、この上なく嬉しく思います。



 なお、本書は「現場のプロがわかりやすく教える 養成講座」シリーズとして企画されました。このシリーズは、GIS(位置情報)が好きな人にとって待望だった本があり(これらの本から始まった)、その一員として並ばせていただけることになったことを、光栄に思います。位置情報データの扱い(地図上での表示など)に興味がある方は、併せてお読みください。