MySQLのサンプルデータベースはココにある

この記事は、2015年「MySQLマニュアルを読む」アドベントカレンダーの9日目です.


 MySQLには、機能や性能を試してみたい人のためのサンプルデータ(サンプルデータベース)が用意されています。northwind データベースと言います。嘘です。それ、SQL Server
 Sakila という名前を聞いたことがある人も多いでしょう。MySQLのマスコットでもあるイルカさんの名前なのですが、同名の sakila データベース、というものが提供されています。この sakila データベース。いつも、どこにあるかよく判らず、一旦mysql.comから退出して google さんのお世話になっていたのですが、たどり着き方を梶山さんに教えてもらったので、紹介します。


 MySQL Documentation のトップページから、「More」をクリックします。
http://dev.mysql.com/doc/
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 MySQL Help Tables (MySQLデータベース内のテーブルに登録するためのINSERT文などが入っているもの)の下に、「Example Databases」があります。


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 ここには4つのデータベースがありますが、最近ホットなのは、やはり sakila データベースでしょう。 HTML Setup Guide欄の「View」をクリックすると、権利関係、歴史、テーブル構造、セットアップ方法などの文書を読むことができます。
 ちなみに、world database は、MySQLの昔からあるサンプルデータベース(最近のメンテナンス度合いについては不明。誤解を怖れず私のイメージで言うと「古い」サンプルです)。 employee data は、でっかいデータを試したいときに使うと良いらしいです。menagerie は、知りません。初めて見た。ドキュメントへのリンクもないし。

 というわけで、MySQLの色々な機能を、それっぽいデータを突っ込んで見てみたいなぁと思ったら、sakila データベース。お試しあれ。