- 作者: 神川貴実彦
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2008/05/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私の中では「コンサルティング」というのは胡散臭い響きを持っているもので、自分はコンサルって呼ばれたくはないなーと(その能力があるかどうかは置いておいて)思っていたのでした。そんな背景で手にした(というかamazonさんに届けてもらった)のがこの本。
まず冒頭で説明されているのが いわゆるコンサルタント(経営コンサルタント)とコンサルティング営業が違うという話。そしてコンサルティングファームの8つの機能。
折しも最近周囲の人が、過去経緯や先人の残したものを指先でこねくり回して「改善」しようとしている人に対して「まずあるべき姿を、ゼロベースで考えようよ」というアドヴァイスをする機会が増えていて、そのタイミングで本書でも「ゼロベース思考」という言葉を目にしたのは何かの符合かなと感じました。
閑話休題。
本書ではコンサルティングの種類や、各フェーズ、各立場に於けるコンサルタント個人の一週間のスケジュール例などが紹介されています。・・・・私やっぱり、こんなコンサルタントになりたくないです(笑)。 朝は10時から、夜はベースが24時か25時(ときには早い日もあり)、土日は運が良ければあくこともあるあベースは仕事、、、こんな生活、楽しくない。
内容としては全体の雰囲気が解ってよかったかなーと思います。全体像を伝えることを目的としている本だと思いますので、この本で具体的に自分の仕事に何か生きるということは私にはありまえんでしたが、それなりに面白く知らない世界の話を聞かせていただいた、という印象です。
ほら、全然違う仕事の人と飲みながら「どんなことやってるんですか?」なんて話をするのって楽しいじゃないですか。あんな感じです。
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