2024年9月14日と15日に亘って鳥取大学で開催された「FOSS4G 山陰Meetup 2024 @ 砂丘」に参加してきました。
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きっかけ
もとはと言えば我らがFOSS4G仲間の一人(というか超キーマンなお方)が鳥取に引っ越しをされたということで、鳥取市のほうにはほぼ行ったことがない(通過したことはある)私としては、これをきっかけに訪問してみたい、ついては「何かやって!!!!」と熱烈リクエストしていたものでした(同案多数)。多くの人の声に押されて、引っ越しから半年も経たないタイミングで速攻開催していただけたこと、その行動力に頭が下がるとともに、熱烈感謝する次第です。
充実の講演
正直言って「鳥取に行ってみたいだけ」というのがきっかけだったこともあって、「ちょっとだけ関係者がお話をしてくれて、あとは軽く情報交換、意見交換とかの時間があったらいいかな」ぐらいに思っていました。ところが。
山陰に縁のある方を中心とした豪華スピーカーに声をかけてくれて、非常に濃厚なイベントになりました。各20分で8本。参加している間は、全体として3D/点群 といったテーマがホットなのだなぁという印象を受けたのですが、冷静に講演テーマを改めて見直してみたら、そんなに全部が3D3D言ってるわけでもありませんでした。
夜は交流会(情報交換会)
1日目の夜には参加者たちの情報交換会(交流会)。相変わらず腰が重くて全員の方とはお話できませんでしたが、そのぶん、一部の方々とたくさんお話させていただきました。
広い座敷を借り切る形の会場で、お話がしやすくて良かったです。
翌日はハンズオン(またはもくもく会)と巡検
一夜明けて、午前中は2部屋に分かれて片方は QGISのハンズオン、もう片方はもくもく会(という名の作業したい人と交流したい人のごった煮部屋)に。
私はその前に車を借りて、白兎神社+鳥取空港+市内の三角点巡りをしてから、少し遅れてもくもく会のほうに合流しました。この「勝手視察(巡検)」の模様は後ほど noteのほうにでも書こうと思います(あとでこのエントリの末尾にリンク貼ります)。
もくもく会では地理院のプロの方相手に延々と三角点について語ってしまい、ちょっと恥ずかしい。。。話す内容を全部分かって戴けるのと、新しい情報を教えてもらえたりなどもして、つい語りすぎてしまいました。
巡検では、その前のお昼ごはん場所を探してさまよった(どこも混んでいた)ことで時間ロスしたこともあり、鳥取砂丘のみ訪問することに。 専門家の方に説明をしてもらいながら贅沢な鳥取砂丘を味わいました。スリバチのこと、風紋のこと、その砂の色や噴火のこと、馬の背の安息角のこと、オアシスのこと、用語忘れちゃったけど高くなっていくために一旦表面が覆われて更にその上に積もっていく仕組みのこと、地層のこと、などなど。 近くに地層が見られる露頭があるという情報を以てみんなで向かったのですが、崩れたり草木で覆われたりして露頭を見ることができませんでした。がっかりする一同(笑)。
(後の情報で、市内の博物館のほうには在りし日の露頭が動画で展示されていると教えてもらいました。次回には!)
ライトニングトーク(LT)登壇
話戻って1日目(昼の部)の最後にはLT大会があったので、ひと枠登壇させていただきました。今回の会場が鳥取大学だったので、そこから非常に近くにある(車で1時間58分)「日本最北端の東経135度のモニュメント」を紹介しました。「まずは現場を見よう委員会」の活動です:-)
なんら技術的要素がひとつもない、異質のLTになってしまいました(汗)。敢えて言えば、GPSのログを見せたあたりが、ただの旅行記とは違って少しだけ専門的な雰囲気が出せたかな、といったところでしょうか(無理がある)。
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