MySQLのリファレンスマニュアルを読もう

この記事は、2015年「MySQLマニュアルを読む」アドベントカレンダーの1日目です.


 MySQLに関しては、膨大な量のドキュメントが公開されています。
一度読み通したいなと思いつつ、最初の方は面白くなかったり(笑)、章立てで見える以上に各章に深さがあって、読んでも読んでもいつ終わるかわからなくてイヤになったりなどして、いつもすぐに読むのをやめてしまいます。


 12月になると、連載っぽく書く行事があるようなので、それに乗っかる形で、ドキュメントをつまみ食いしながら1日1ネタを書いて行けたら良いかなと思い、書き始めてみることにしました。
 という、これを書いているのは実は12月6日なので、さかのぼっての投稿ということになります。


 さて、MySQLのドキュメント。読みたければまずココを訪問。

http://dev.mysql.com/doc/

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 たくさんの種類がありますので、自分が興味を持った(あるいは必要とする)ものを読んでみれば良いのですが、さしあたって多くの人が必要とするのは、以下の2つでしょう。

(1)MySQL Server
 左上にあります。2015年12月時点では、MySQL 5.5, 5.6, 5.7 の3つのバージョンのマニュアルが公開されています。嬉しいことに、MySQL 5.6 については日本語のマニュアルも公開されていますので、特に最新情報(5.7)を必要としない情報については、日本語で読めることはとても助かることでしょう。


(2)Release Notes
 右上にあります。MySQLの各公開バージョンについての リリースノート(チェンジログ)がまとまっています。ドキュメント中、特に「Incompatible Change」(非互換の変更点)や「Security」というキーワードが入っている部分には注目すると良いでしょう。