デブサミ2009で Delphi for PHP のセッションをやります

 開催が来週に迫った Developers Summit、通称デブサミ。 痩せていても参加できます、というのは毎年のお約束。
オープンソースコミュニティにブース参加のお声がけをいただいていたので、私も日本MySQLユーザ会として6,7回くらい(つまりほぼ毎年)このイベントには参加させていただいています。ブースでまったりと過ごす時間は贅沢で、来訪する詳しい人から詳しくない人まで多くの方とお話しできる機会は刺激的でもあります。よく参加している OSC とはまた客層が違いますしね。


 さて、そんな中で今年はひと枠、セッションのお手伝いをさせていただくことになりました。「Delphi for PHP」。 ほとんどの方は「そんなものもあるのか!?」という気持ちか、あるいは名前は聞いたことがある程度の製品だと思います。DelphiVisual Basic などの開発を経験したことがある方ならイメージがわくと思いますが、ペタペタとボタンや入力フォーム、フレームなどを画面に貼っていって、ちょろちょととコードを書くと開発できちゃう、あんな感じでPHPの開発を行うことを目標にしているプロダクトです。
 この Delphi for PHP を起案し、今もチーフ開発者として開発をリードしているのが、スペインに住むホセ・レオンさんです。今回このイベントのためにはるばる来日します(折角何十時間もかけて日本に来るのだから他にもスケジュール一杯入れてくれ!と所望されているらしくこの後もPHPユーザ会の勉強会やエンバカデロさんのセミナーなど来日中精力的に活動されるようですが、ともかくこの日記をご覧のみなさんはまずはデブサミにご注目ください(笑))。
 PHPユーザ会の小山さん、kunitさんとともにパネルディスカッション方式でホセさんに色々聞いちゃいます。そもそもPHP開発の手法としては「異常」とも思える Delphi for PHPなんてものを、なんで作ろうと思ったのか、どんな魔が差しちゃったのか。究極の目標としているところは何なのか。 そもそもPHPをこういう開発手法に適応するにはどんな苦労があったのか、未だ未解決の問題は何か。 などなど聞けたらと思っています。 というか、私は今回モデレータをつとめさせていただくので、私がいろいろ聞いちゃ行けないんだな。。 パネラーの小山さん、kunitさんに、いろいろ聞いてもらいたいと思います! (私も聞きたいこといっぱいあるので、少しは質問させてください(笑))。
 実はホセさんはデブサミの初日に来日することになっているので、それまで直接お話しを聞くことができないことが私にとってもドキドキで、どんなノリになるか分からなくて心臓バクバク言ってるのですが、こんな変なツールを作ろうと思うような人だからきっと面白い話を聞けるに違いないと確信はしています。
 Delphi for PHP という名前を見た瞬間に、「自分には関係ない」なんて思わずに、「変なものを作ってる技術者がわざわざ来日する。(たまたま PHP とか Delphi とかいう道具だっただけで)技術者として本質的にどんなことを考えているのか、どういうところに面白さを見いだしているのか、話を聞いてみようじゃないか」という気持ちでぜひお誘い合わせの上参加いただけたらと思います。Delphi for PHP を知らなくても楽しめるセッションにしたいと思います。


 Delphi for PHP ホセさんとのパネルディスカッションは、デブサミ2009の2日目(2/13(金))朝11時からです!


 デブサミ2009のサイトはこちら:
http://codezine.jp/devsumi/2009/


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