ストップウォッチが快適になった話

 最近、諸々の作業をする際に時間を計測したいことがあって、ストップウォッチを買いました。スマホやPCでも計測できるけど、専用機の強さは「それしかできない」ことにあります。一定時間で勝手に画面が消える事もないし(スマホとの対比)、計時の窓が何処に行ったか探す必要もない(PCとの対比)。 顔を上げればそこに経過時間があるのは快適です。


 買ったのはこれ。CASIOの、1,300円ほどの商品です。


実際に買って、使って見てから分かったのですが、これ、結構不便に感じるところがあって、

  • ボタンが辺に設置されているので、他の物に触れたりして押されやすい。
  • ボタン操作音が大きい。消すことができない。小さくすることもできない。
  • 上記2つの合わせ技で、鞄に入れておくとボタンがよく押されてその都度ピッピと音がなってうるさい。

ということで、音を切っちゃいましたw
その記録

こんな機種です。

 4つのトラックで同時に計時ができます。ラップタイムはありません。時計機能(私は使わないけど)もあります。

裏側はこんな感じ。

 ボタン電池をセットする蓋はネジ止め。その他2カ所のネジ止めがあります。唯一見えるスイッチは、12時間24時間表示切り替えスイッチ。これが音を止めるスイッチだったら良かったんですけどね。

 磁石で止められるほか、クリップでの挟み込み、机上置き用にクリップを固定できる仕組みなど、様々な利用シーンを考慮した優しい設計です。地味ですが、細かいところに気配りが行き届いています。

いざオープン。

 3つのネジを外して蓋を開けました。

 右側の裏蓋に張り付いているのがスピーカーです。ウデのある人なら

  • この線を外に引き出してスイッチをつけて、音ありなしを切り替えれるようにしたり
  • 抵抗を噛ませて音を小さくしたり(できるのかな)

などの工夫をするのかもしれませんが、私はもう不可逆でいい(鳴らなくていい)という割り切りで、線を一本切っちゃいました。

結果

 かなり快適になりました。鞄の中に入れて持ち歩けるようになったし、ボタンを押すたびに電子音を聞かされずに済むようになりました。
 一方で、切ってみて分かった不便さがあって

  • 音が鳴らない。

何を言っているんだ、それが目的だったろうと言われそうですが、ボタンのクリック感がかなり乏しいため、ちゃんとボタン押下が認識されたか目視確認しないと、「押したつもりだったのにスタートしていなかった」みたいなことが起こりえそうなのです。
 まぁこれは、この状態で使っているうちに慣れてきたので、良しとしましょう。

結論

 音を切って、快適になりました。
使い勝手も良いので、

  • ボタンのクリック感
  • 音のオンオフあるいは音量設定

に対応して、これくらいの値段であれば、行く先々に置いておく用にあと2,3台欲しいなと思うくらいです。(でも色々試してみたい思いもあるので、他にも安価で便利な機種があれば手を出しそうな気がしますw)