ノートPCを新調(R631)

 メインで使っているノートPCが、Let's note の W5 というやつで、さすがに何かと見劣り感満載になってきたので、新しいノートに替えることにしました。
 本命は来年夏頃に出るらしい「あたらしいインテル」搭載のPCなので、気分としては1年半から2年のつなぎのつもり。気に入れば使い続けるけど、2年後には(バッテリ的に)スゴい機種が出ることを期待しての、今回のツナギです。


 世間はネットPCが終わり、Atomの話題はどこへやら。今やウルトラブックらしいです。何代かずっと使ってきたLet'sNoteで出てくれれば買いなのだけど、出す気配がないので久々に Panasonic 以外で。
 目を引いたのが、東芝の R631 の薄さ、軽さ。
前世代も気になっていたけれど、ちょうどマイナーチェンジした(といってもWiDiがついただけ)ところだったので、E を購入。3週間ほど前の(偶然にも)私の誕生日の日に届きました。約10万、ノートPCも安くなったもんです。


 とにかくLet's Note W からの移行だと、その薄さが感動的です。逆にLet'sよりは脆そうなので、Let'sでは気にせずにPCの上で肘をついたりしていましたが、R631は、それをしたら壊れそう。
 机の上に置いておいて、ふとした瞬間に目に入ると、思わずにこにこしてしまう、そんなうれしさがあります。


 ところが、電源を入れるとその喜びは途端に後悔に変わります。とにかくうるさい! 数値的にはたいした音量じゃないのかもしれないけれど、冷却ファンが常時回りっぱなしで、C+からEあたりの音域で響き続けます。エアコンが派手に付いていれば気にならない、エアコンが静かだとかなり気になる、というレベルでした。
 色々試してみたけれども、ファン速度が40%よりは遅くならないようで、もうこれは手放しちゃおうか、我慢して必要最小限の時だけ電源を入れることにしようか、悩みました。


 そして数日電源を入れていなかった昨日、BIOSのアップデートがあることに気づきました。1.40→1.60へのアップデートで、「電源管理」に関するアップデートだそうです。
 早速アップデートすると、、、、、ファンが止まりましたよ!温度が50度(?)を超えると回り始めますが、とにかく物理的に強引に止める以外は止まってくれなかったファン(実は紙を挟んで止めたりしました(笑))が止まってくれましたよ!とても静か(当たり前)、快適です。
 気温がもう少し高い季節になるとまた常時回りっぱなしになるのかもしれませんが、とにかく嬉しいアップデートでした。
 しかし、この3週間で「東芝を買うんじゃなかった」という後悔が強く私の脳内に刻み込まれてしまったので、なぜあと3週間早くこのアップデートを出してくれなかったのか、東芝はほんとうに勿体ないことをしているなと思いました(私が3週間遅れで買って、すぐにBIOSアップデートできれば、ここまで印象は悪くならなかったのでしょうけど)。


 ということで、(ファンの音を除けば)私にとって「持っていて嬉しいPC」の一台となりました。1年半後、新CPUでファンレスであわよくば一層の軽量化(バッテリ容量を縮小できるので)された機種が出てくるのを楽しみにしつつ、R631との生活を楽しみたいと思います(^^)。




追記:気に入っているところ不安なところを箇条書きします
■気に入っているところ
・薄い、軽い。眺めていてニコニコしてしまう薄さです。
・まだそれほど使い込んでいませんが、ちょっとした使用には困ることがない程度にはバッテリの持ちも良さそうです
・タッチパッドの右端のほうを縦になぞると、画面スクロールしてくれる。手を離しても勢いでスライドし続けるなど、ちょっとスマホみたいな動きが便利で気持ち良いです
・フタをあける際に本体側を手で押さえなくて良い。ヒンジの強度と重さのバランスを綿密に調整したのだと思います。当たり前のようだけど、片手でフタをあげるだけで使えるノートPCって、私にとっては新鮮です。


■不安不満なところ
・ACアダプタは普通サイズ。もう少し小さくなると嬉しいんだけどなぁ
・Let'sの時には、フタを閉じたPCの上で肘をついたりしていましたが、R631でそれをやったら壊れそう
・特に液晶部分が薄いので、蓋を開けたり閉めたりするときに端っこを持っていると、ねじれで割れそうな不安
・バッテリ交換できないので、今までやっていたように「予備バッテリを持ち歩く」作戦が使えない
・とにかくファンがなぁ・・・・。今の季節はファンが回り始めても1,2分でまた止まってくれるのでいいけど、鳴っている間はやはりストレスです。

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