ジロ・デ・イタリア第21ステージ

ジロ・デ・イタリア第21ステージ


いよいよ本当の最終日。
放送(現地映像)では、第1ステージから全ステージのハイライトシーンを紹介してくれていました。見ながら、あぁあんなこともあったなぁ、あれは今年のジロの出来事だったっけ、、などと思い出にふけりました。
 そんな思い出的日記はまた記事を改めて。


 ミラノに入ってしばらくの間、和気藹々ムード。残り10周のゴール地点を通過する際に、このジロを最後に引退するブラマーティが集団の前に出て、観客サービス。よく聞き取れなかったけど(解説によると)会場のアナウンスでも紹介されていたらしい。
 長年の活躍に対し惜しみない声援と拍手を贈る観客。そしてブラマーティの後ろでは他の選手たちも拍手。チームを越えて。素敵です。ロードを見ていてよかったと思えるシーンでした。


 その後かなり長い間、CSCによる高速なコントロール。バッソの危険回避のためか。
残り1周(約5km)になってからようやくミルラムゲロルシュタイナーが仕掛けあい。
刻々と変わる状況に、アタックがかかるごとに「もしかしてこれがこのまま決まってしまうのではないか」とハラハラしながら見ました。 だって決まっちゃったらベッちんが勝てないし〜。

 結局最後はスプリント合戦。ベッちんは結構良い位置につけていたように見えたので、期待していたのですが、進路がふさがれ一瞬足を止めたのを見て溜息。
 勝ったのはゲロルのフォルスター。ごめんなさい、あまり注目していませんでした。


 ということで、長い3週間が終わりました。
バッソ強すぎです。2位までの差が9分強。4位が18分強って・・・・。
今年のジロでのバッソは「かなり強い」だと思う。でもランスは「さらに超すごい」なんだろうなぁと私は思うのであります。 ランスがいないからバッソの強さが目立つだけで、ランスだったらあそこからもう一段ペースアップしちゃうとか、一人旅を始めようとしているバッソに何食わぬカオでついて行ったりするんだろうなぁ、、と。


 2週間後にはツール・ド・スイスが、そして7月1日にはいよいよツール・ド・フランスが始まります。 スイスは横目で見るだけ、TDFはもちろん全日テレビ観戦のつもりです。 フエンテス事件という心配事はありますが、続報を注視しつつ観戦、応援を楽しんでいけたら、と思います。