久々に将棋を見た

 遅めの朝ご飯を終えてまったりとしている頃、NHK教育テレビにて将棋をやっていたので、見るともなしに見始めていた。羽生善治久保利明。もう20年以上将棋なんて指していないがコマの動き方くらいは覚えている、というのが私の現状。
 羽生の2筋のままの居飛車に対し、久保は中飛車。 羽生が穴熊を作ろうとしているのがわかる。まもなく盤面右端の上下にて戦い勃発。荒らし荒らされしつつも双方が陣を張る左側は至って平穏。 しかし羽生が駒数を捨てながらじわじわと囲いに寄っていく様子は興奮ものでした。素人考えで「あ、詰んだ」と思ったのにその後も何事もなかったかのように続くのは、己の浅はかさを思い知らされた気分。
 結局羽生の穴熊はまったく無傷のまま、羽生勝利。最初から最後まで対局を見るなんて、前回はいつだったか思い出せないくらいですが、将棋ってこんなに面白く興奮できるものだったっけ?と今日の対局を見ていて嬉しくなりました。 将棋に詳しい方から見たら初心者向きのわかりやすい展開だったのかどうか知りませんが、きれいにストーリーがあったなぁと感動すら覚えた今朝のできごとでした。