太宰府さん訪問2009の部

 さて、そんなわけで OSC2009福岡に参画してきたのですが、今回で3回目。過去必ずしていることがあります。それは、太宰府さんでご祈祷していただくということ。もともとは、さだまさしの「飛梅」という曲の舞台になっているということから一度は行かなければというものだった(その時の感動体験は 2007年12月の mixi 日記に詳しい)のですが、以来、年一度この時期に太宰府さんを訪問するのが習慣になってきました。
 何故商売繁盛のご祈祷が太宰府さんなのか。勿論名のある天神さんは商売繁盛、家内安全、学業成就、無病息災など一通りのメニューをそろえていますから、もっと近場でも、もっと商売っ気のありそうな所でもよさそうなものです。
 私が太宰府さんにお願いしている理由としては、
  (1)ほどほどに遠く、気軽に行ける場所ではないこと(なんとなくありがたい気分)
  (2)知の神様でありますから、知こそが商売道具であるIT業界に従事するものとして御利益を賜りたいという思いがあること
 があります。 


 朝のうちから伺いたかったので、このために一日早く福岡入り。当日は西鉄で天神から二日市乗換。3度目になると懐かしく「帰って来た」という気分になる路線です。


 まずは3つの赤い橋を通ります。過去、現在、未来。
修学旅行かな?中学か高校かの学生さんが多かったなぁ。何組かやり過ごしてみると、ガイドさんの人気度合いの差が如実に判って面白いものです。男子生徒に取り囲まれながら歩くガイドさん(意外と少ない)は、やっぱりニコニコと可愛らしい感じだったな。


 御本殿前の広場にも学生がいっぱい。落ち着かないなー。とりあえず手を合わせたあとで神籤を引くのも、これまた恒例行事。
末吉。登り詰めたらあとは下るしかないので、これでいいのです。


 裏庭を抜けて人影少ない砂利道を軽く上って、お石さんの茶屋へ。
他のお客さんがほとんどいない中、抹茶セット。これも3年間変わらぬ習慣になっています。


 本殿近くに戻って、ご祈祷のお願いに。ちょうど大野城なんとか連合会の方々の大きなご祈祷があったところでした。会長さんの喜寿か何かのお祝いなのか、白い裃(とはちょっと違うのかな)を着ていました。おかげでちょっと待ちが長くなってしまったけれども、みんなでお祝いする素敵な光景を見せていただきました。
 昇殿は七五三時期の金曜日の午前という時間帯のせいか、ちょっと多め。読み上げていただくのにもお祓いをしていただくにも時間長めになりました。足がしびれた(^^;)。大麻(おおぬさ)でお祓いしていただくときの「何か」が頭の上を抜けていくような感覚がとても好きなのですが、残念ながら今回は(人数多い上に、真ん中でお祓いしてくださったので)感じられず。それでも、これからまた一年お守りいただける、もっと頑張ろう、という元気をいっぱい戴いて参りました。



 そういえば、ご祈祷受付の窓口に昨年のお札をお返しする時に、「お札の裏側に説明が書いてありますから」と御箱の中からお札を取りだして見せてくれました。・・・これって出してよかったのか!!!! なんとなく直接お手を触れるのも失礼な神聖なものな気がしていたので、箱から出したことが一度もありませんでした。2年間(=2回分)とも!
 今年のは持ち帰ったあと、手を合わせた後で取り出し、透明の袋をお取りさせていただきました。なんだか、神様が「ぷはー」と言ってスッキリしている様子が目に浮かびました(笑)。 すいません、毎年息苦しい袋の中に入れっぱなしの状態で。。





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