2月16,17日の両日、いつもの目黒雅叙園で Developers Summit(通称デブサミ)が開催されました。
http://codezine.jp/devsumi/2012
まだまだデブサミが誕生して幼かった頃、たぶん第2回か第3回くらいだったかと思いますが、デブサミの母イワキリさんが、「10回までは頑張ってやります」と宣言していたのを、つい最近のことのように思い出します。
古今東西の鬼という鬼が大口あけて大笑いしそうなくらい未来の話だったのですが、その意気に惚れ込み、毎年とにかくこの2日間のスケジュールは最優先で空けるようにしていました。記憶も記録も確かじゃないのだけれどもきっと(朝寝坊とかは置いておいて)全10回、フル参加じゃないかしらん。品川のガラス張りのきれいなビルでの開催、青山の地下での開催。イケてなかった会場内での開室待ちの行列がある年に劇的に改善されたこと、スタンプラリーがなくなって残念に感じたこと、あの人やその人との出会い、尊敬、がっかり。デブサミの舞台に乗るという得がたい経験もさせていただきました。数々の思い出とともに、単なる思い出だけでなくたくさんの成長もさせていただいた場でした。
私の(というかMySQLユーザ会の?)方針は「頑張らない」なので、第10回の今回もまったりとブースで来場の方とお話したり、近くのブースの方と情報交換させていただいたりして2日間を過ごしました。
いつもと違っていたのは、「100人本」の著者としての参加でもあったこと。会場内で突然サインを求められたり、2日間の昼休みに開催されたサイン会に参加させていただいたりしました。
初日のサイン会では、あのNHKの「仕事の流儀」でIT業界のみならず他業界の知人らからも大絶賛だったGoogleの及川さんの隣に座らせていただき、緊張しながらも色々お話させていただきました。飾らない柔らかな物腰の内側にある自信と固い意志(だと思われるもの)から出るオーラに痺れました。
2日目のサイン会では、あまのりょーさんのお隣に座らせていただきました。時々Facebookで見かけていて「殿様のヅラをかぶった変なアイコンの人」という認識だったのですが、100人本で紹介していた本が「人脈の教科書」。人と会うことの重要さ、、、、というよりも「会うことの楽しみ」を説いています(詳細はぜひ100人本でご覧ください)。人脈作りの基本である「さりげなく上手に借りを作る」を実践されていたりして、少しニヤリとしながら共感しまくりです。近いうちにまたゆっくりとお話したいですね。
会場内にあった「100人本で紹介された書籍の実物」の棚が圧巻でした。この1冊1冊に、それぞれの紹介者の思いと、相手に伝わって欲しいという願いが込められています。
2日目の公式パーティも盛り上がりました。まさに「有言実行」で10回目までを支えてきたイワキリさんへの尊敬、勝算。そして「10回は素晴らしい。でも引退はさせません!」という翔泳社社長のお言葉(笑)。
私自身、「10回目までは」と頑張ってきた部分はあるので来年以降については一旦白紙と考えています(それなりにスケジュール的にも無理している部分はあるので)。 ただ、よく耳にしている間違いとして、今回が「10周年」というのがあるのですが、正しくは来年が「10周年」なので、来年もお祝いモードでスケジュール調整できたらいいなと思っています。(今年は「第10回」「10年目」「9周年」が正)
イワキリさん、スタッフのみなさん、いつも書籍コーナーでお話させていただく皆さん、近隣ブースのみなさん、サイン会でご一緒させていただいたみなさん、どうもありがとうございました。他では得がたい、充実した2日間でした。
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