Rubyやるぞ宣言みたいなもの

 先日、九州Ruby会議01に行ってきた(http://d.hatena.ne.jp/sakaik/20081214/p1)影響で、最近Rubyにお熱です。 先日の日記での「今度はやりますよ」の宣言どおりになりそうです。


 以前にも興味を持ったことはあったので、いくつかの本は持っていました。さしあたってその中から入門書としてよさそうな たのしいRuby を手に。

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング

最近、ひとつの技術書をじっくり読むことがあまりなくなってきた(つまみ読みが増えてきた)のですが、とにかくこれは最初から最後まで読み通し。空き時間利用なので数日かかりましたが、一気に読んだ感があります。 いい本ですね。ひととおりRubyの流儀とか文化とかできることとかをつかめました。


 次に読んだのが、一部に「ある意味すごい」と絶賛されている、オライリーの 初めてのRuby。今回新たに買いました。

初めてのRuby

初めてのRuby

 「初心者に優しくない」という評判に恐々としたり、「他言語を知っている人向けだよ」という言葉に期待したりの読前感でしたが、私にとってはアタリな本でした。たのしいRubyで基礎的なことを知っていたことも助けになっていたと思います。 詳しい人が、それがいかにすばらしい道具かを熱く語ってくれている、そんな本だったと感じました。理解できたか確証が持てないまま先に進んだ部分もありますが、一回り勉強したあとできっとまた、私はこの本に帰ってくることでしょう。


 平行してぱらぱら眺めてみたのが、レシピ本。これも以前から買ってあったものです。

Rubyレシピブック 第2版 268の技

Rubyレシピブック 第2版 268の技

自分の良く知る分野でのこの手の本は、即物的な気がして好きではなかったのですが、これはいい。レシピブックはやりたいことベースで手法を説明しているので、章の最後まで読んでからようやく「結局それがいいたかったのか」とわかるようなことはなく、普段の開発時にぶち当たる思考順がそのまま当てはまるからでしょうか。 特にこの本は項目数を増やすための無駄なかさ上げのような項目がほとんどなく、この手の本にしては珍しく前から順に読んでみて役に立った本でした。項目選定された著者のみなさんのセンスでしょうね^^。


 ということで、さらさらと書けるところまでは到底たどり着いていませんが、色々とRubyで書いてみたくなりました。 ちなみに自力で初めて書いたプログラムは、和を求める、これ>ruby -e "v=0; (1..100).each{|n|; v+=n}; p v"  クラスの持つメソッドを一覧表示するとか>ruby -e "String.methods.sort.each{|m| p m}"  なんだか気持ちいい。


 さらに、やはり世間はRails。 「あんなの使わなくていいでしょ?」と思っていたけれども、Ruby界で尊敬する面々(のうち何人か)が、Webやるんだったら使えばいいじゃん的な感じで、あぁ変に気取ってフレームワークを使わずに自分で書く必要もないんだなぁと考えを改めた次第です。 
 なので、まずは一通り世界を眺めてみたく、現在Ruby on Rails のお勉強中です。結構苦労しています。苦労話はそのうちまた別のエントリーにて。


 Ruby界のみなさん、ぜひ仲間に入れてください。今後ともよろしくお願いします。
あんど、特に九州Ruby会議のスタッフのみなさん、会議で色々おしえてくださったみなさん、素敵な本の著者のみなさん、どうもありがとうございました!



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