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「0円で8割をリピーターにする集客術」−柏商工会議所経営安定セミナー

 標記セミナーに参画してきました。講師は、同名書籍の著者である、(株)リピーツの一圓克彦氏。
 私は柏市の隣の我孫子市なのですが、柏商工会議所に電話で問い合わせたところ快く参加を認めていただきました。会議所担当者さんによると、なんでも、30人程度の規模での開催をプランしていたら、申し込み殺到で、なんと90人もの参加申込があったとか。部屋を2部屋ぶち抜いての開催でした。
 みなさん、どこのキーワードに惹かれたんでしょうね。0円?一圓?リピーター?8割?集客術? アンケートを採ってみたいところです(笑)。


 それにしても、すごいの一言です。なんといっても一圓氏の、ぐいぐい聞き手を引きつける話術。素晴らしいトークショーを堪能して参りました。


 内容としては
・「なんでもできる(なんでもある)」は「その他大勢のどこでもかまわないお店」と一緒、つまり利用者は次回以降特に「選んで」はくれない
・お客さんが本当に望んでいるものは、needsの2段階先にある。それを想像せよ(私の言葉で言えば「どんどん妄想しよう」)
・利益を気にせよ、売上のみを求めるな。


 などなど、言われてみればまぁ、そりゃそうだよな、という事なのですが、これらが系統だってまとまっていることと、多くの事例やたとえ話などを巧みな話術に載せて、印象強く語られていました。
 どういう言葉で自分の会社(お店)がみんなに語られるのか。「100円のお店」「家庭を顧みない漁師のお店」「○○が"おいしい"お店」「100時間煮込んだカレーの店」など(上記は良い事例と悪い事例を混ぜてみます。どの例がどんな効果を及ぼすか、考えてみましょう)、説得力バツグンでした。


 ベタボメですけど、別に提灯記事じゃないです(笑)。ステマでもないです。何がすごかったかって、150分(2時間半ですよ!)休憩なしの講演で、ほとんど寝ている人がいなかったということで、そのすごさが分かるでしょう(「ほとんど」というのは、私より後ろに座っている人はどうだかわからなかったので(笑))。私もこの長丁場だと途中であくびをかみ殺したり、15分くらいの時間ワープを体験したりすることが多々ありますが、本日は驚くほど集中しっぱなし。この話芸(というよりは、構成力というべきですかね)は私もごく稀に人様の前でお話をさせていただく機会がある端くれとして、この十分の一でも見習いたいものです。


 会場の反応がとても前向きな空気だったのも印象的でした。
こういった「経営改善セミナー」だと、「あら、ウチのあのやり方はダメなんじゃないかしら」「あれをやらないといけないんだろうな」「やっぱりこうするしかないか」と、これまた悲観的というか悲壮なオーラに会場中が満たされがちですが、今日のセミナーの空気の明るいこと。
 それは、今日のお話が本質的な部分で、具体的な行動ではなく、考え方、いや、それですらなく「考えることの大切さ」を伝えるものだったからなのかもしれません。唯一の正解なんてないんです。考えて、自分が良いと思ったことを自信を持ってやりましょう、そんなメッセージをみんなが受け取り、前向きにあれこれ「妄想(いい意味で)」していた空気なのかもしれません。笑いも絶えませんでしたし(笑)。終了後、帰り支度をしながら「楽しかったねー」「ねー」と、心からの笑顔(っぽい感じ)で口々に語っている参加者の姿が印象的でした。


 素晴らしい講演を聴かせてくださった、東大卒ケンブリッジ留学(嘘)の一圓氏に、感謝です!ありがとうございました。

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