Blog Kindle の unicodeフォントハック(http://blogkindle.com/2009/10/unicode-font-hack-v0-2-now-for-kindle-international-too/)のおかげで、快適な日本語環境 on Kindle ライフを送っていました。
欲を出したのが悲劇の始まり。フォントがひどい状態(そのうち写真アップ予定)になってしまい元に戻すこともできなくなってしまい相当焦りました。最終的には直ったのですが、数時間を費やしてしまいました。
以下そんな話も含めたあれこれメモ。
unicode font hack
- 上記エントリ、または http://blogkindle.com/unicode-fonts-hack/ のページからダウンロードできる
- droid フォントと liberation フォントがあるが、liberationには日本語フォントは入っていない。
- ttf ファイルがあれば、ソースコードから自分の好みのフォントでビルドできる
- Kindle 2 international (つまり今回普通に日本から購入ができるやつ)では Jailbreak する必要がある。update_freekindle-k2i.bin を入れるだけ。
ソースからのフォントインストールファイルの作り方
- Windows でやりました
- H某丸ゴシック(HGRSMP.TTF)を入れる例で以下メモ
- python と openssl を入れてパスを通しておきます
- font hack のソースコードを取得
- install-droid.sh をコピーして install-marugosi.sh を作成
- instal-marugosi.sh を編集。droid.ttf になっているところすべてを HGRSMP.TTF に置換(複数ありますが1箇所に固まっています)
- 実は私は openssl にパスを通していなかったので、kindle_update_tool.py の BASE_CMD を以下のように書き換えちゃいました。パス通しておけば不要です。
- BASE_CMD = "c:\\openssl\\bin\\openssl dgst -sha256 "
- build-updates.cmd をコピーして build-updates-k2i_my.cmd を作成。
- build-updates-k2i_my.cmd を編集。k2i以外のを削除しました。以下の行を追加
- build-updates-k2i_my.cmd をコマンドプロンプト上で実行
- できあがった update_ufh_marugosi_install-k2i.bin を Kindle に転送してアップデート(やりかたは↑のサイトで公開されている bin ファイルでのやりかたと同じです)
ひどいめにあった話(あとで再編集予定)
- 調子に乗って msgoth04.ttc でやろうとした。
- こいつはよく見たら拡張子違うんですね(笑)。フォントパックみたいな感じらしい(MS UI Gotic で見たらどんな感じになるかなーと興味を持っていた)
- 文字が化けて再起動かかったり、再起動語も化けて何が何だかわからなくなったり、どうやら内容リセット(コンテンツも消えた=バックアップとってあってよかった=)された様子なのにフォントだけは戻らなかったり。
これ、モザイクかけたわけじゃありません。ほんとにこんな画面なんです。
- 手探りで復旧。
- USBをつないで font の uninstall を動かそうとココロミ。
- しかし画面がこんな状態なので全然見えない。何度も手探り作業をしているうちにどうやら内容初期化処理が走ったらしい
- でもフォントは変わらず
- HOME 後、MENUを押すとこんな画面に(@_@;)
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- settingsを選んでみたら、アカウント情報が消えてる。ここで MENU を押してもポップアップが出てこない。だけどどうやら上下キーと押し込みによってメニューは動作しているような挙動(一切画面表示の更新がないので手探り)
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- 何度も何度も挑戦を続けました。プロジェクトえーーくすくす、くす、、くす、、
- その結果発見した必殺コマンド。font uninstal の bin ファイルを転送しておいたあと、HOME-MENU-[Settings]-MENU- ★下矢印2回&押し込み★ これでupdateコマンドが走ってくれた。
- よく戻せたと思う。
- 強制リブートは 電源キーを 15秒以上の長押し
- 今は丸腰。走れ!メロス!
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- 英語のフォントまで可愛らしくなっちゃった(^^;)
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