ClubDB2 #133 で pureScale の話を聞いてきた

 いつも参加させていただいている ClubDB2、今回は DB2 pureScale のお話でした。
https://www.ibm.com/developerworks/wikis/display/clubdb2/133


 名前は良く聞く、この「pureScale」。要するに「落ちにくい」「スケールする」DB構築ができるようです(専門用語では、高可用性と高スケーラビリティ」)。
 ログがシェアド型。複数のメンバに、2つのCluster caching Facility(CF)と呼ばれるマシン(Primary と Secondary)がグローバルキャッシュやメンバのロック情報やその他の管理情報を扱う構成。
 「InfiniBand」という通信バスがその名前なのかな、超高速なサーバ間通信の仕組みを利用することで、サーバをまたいでの処理(とくに障害時、復旧時など)を素早く行えるようになっているようです。


 スピーカーである ISE の岩橋さんのお話が丁寧でとてもわかりやすく、お話いただいた基本的な内容は理解した上で、お話を聞きながら色々と妄想が頭の中でぐるぐると回っていました。なんかタイミングによって、データの不整合や切り替えがうまくいかないケースを作れるんじゃないか、って。 
 結果としては「私が思いつく程度のことは、ちゃんと埋められているらしい」だったのですが、トランザクションの考え方や、あらゆる障害パターンに対して検討が行われている様子など、とても勉強になりました。


 終了後は、いつもどおりの懇親会。いつもよりも人数が少なめでしたが、DBの話や自動車の制御プログラムの話やゲームのプログラムの話など、濃いお話をいっぱい伺い、たいへんもりあがりました。


 運営のみなさん、参加のみなさん、いつもありがとうございます。

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