OSC2019-Niigata参画

オープンソースカンファレンス2019新潟(OSC2019-Niigata)に参加してきました。

ospn.connpass.com

 今まで私は、同じ場所を1年に2度訪れることはあまりなかったのですが、今年は、OSCとFOSS4Gに参加していたこともあって、何故か札幌2回、新潟2回。どちらも食べ物や飲み物がおいしいところなので、ウェルカムな一年になりました。
 OSC新潟は、新潟市で開催される場合と、長岡市で開催される場合があるのですが、今年は新潟市。新幹線組は少しだけ東京から遠い位置になりますが、飛行機組には新潟空港から近くて良い場所です。海も近いし。

 OSC新潟は他の地域の多くのOSCに比べてかなり小規模で、セミナーはワントラック、ブースもセミナールームの中に一緒にある、という作りです。普段のOSCはセミナーが各部屋に分かれて複数トラック実施されているので、聞く人は自分の聞きたい話題の部屋に移動して話を聞けるメリットがありますが、新潟方式(浜松も)は、一回座ったら、興味のある話題も興味のない話題も次々に流れてくるので、普段聞けない話を聞けるという利点もあります。いつも一緒にブースを出しているけれどもセミナーを聞くことがない仲間たちの話を聞けるのは楽しいですね。
f:id:sakaik:20191005112902j:plain


 私も15分の枠をもらってMySQLの話をしてきましたが、内容は先日の OSS推進フォーラムでのお話(認定試験+GIS)をコンパクトにまとめたものに、そもそもデータベースとは何かという話を冒頭に付け加えた程度のものなので、今回の資料公開はしない予定です。OSS推進フォーラムの資料を参照ください(slideshare)。

 今回のOSC新潟は昨年までとは異なり、運営になるべく事務局の手が入らない形の「自主運営」的な開催でした。私は運営メンバではありませんが、経過をずっと見守り、時々クチは出せる立場にいて、ギリギリまで実は結構やきもきしていました(笑)。
 でも翻って考えてみると、つまり、最近のOSCは非常に高度に効率化されていて、適切なタイミングで適切な事項がばしばっしっと決まっていく、実施されていく、そんな「しっかりした運営」ができているってことなんですよね。 今回のOSC新潟は非常に手作りな感じがあって、なんだか懐かしい感覚とともに、「そうだよ。これ!これでいいんだよ!」という安心感も得たことも事実です。すっごい楽しかった。
 手作り感の極みとして、ブースに張り出す団体名の紙も「手書きしてもらえばいいよ」という案が出ていたのに対して、私は「OSCとして」それはイヤだなーと思ったので、勝手に団体名を印刷した紙を用意していき、使ってもらいました。 「こうしたい」を持っている人が提案して、それが会の一部として取り入れてもらえる、こんな空気を持ったOSC新潟、素敵だったなぁと思います。楽しかった~。 来年は、もし、もっと協力できることがあれば運営面でも協力したいと思うので、宜しくお願いします。

f:id:sakaik:20191005122653j:plain
名物 政ちゃんのたれかつ
f:id:sakaik:20191004223305j:plain
前夜祭の二次会で食べたへぎそば。かなり一次会で呑んで記憶怪しく、ホテルに帰った私の胸ポケットには何故か蕎麦やさんの箸袋が。