オープンソースカンファレンス(OSC)2023-Shimane 参画

OSC2023 Shimae に参加してきました。
event.ospn.jp

4年振りのリアル開催

 OSC Shimane としてはコロナ禍での中断を挟んでの4年ぶりのリアル開催となります。私自身は、日程等様々な条件が合わず非常に久しぶりの OSC Shimaneへの参加となりました。手元のフォルダを検索してみたところ、2008年と2010年に参加した記録があり、もしかしたら13年振りの参加ということになるのかもしれません(この間にもう1回くらい参加してると思うんだけどなぁ)。
 OSCの中でも島根は現地の実行委員会の方々を中心に企画運営されていて、非常に地域のコミュニティがしっかりしている地域として希有な存在であります。Rubyのふるさとという旗印の下、地域を挙げてIT熱が高いことは、来場された若い方々の熱量を見ても感じることができました。

基本は展示のみ。ただしLT付のバランスの良さ

 今回のOSC Shimane も概ね他の地域と同様に「展示のみ」を中心とした開催となりました。ただし、お昼休みタイムとクロージングタイムにそれぞれまとまった時間を取って LT大会が設定されました。私も簡単にMySQLの最近の話と、ブースで話を聞くことのメリットについてお話をさせていただきました。
 私自身は以前のOSCからずっと「セミナーはいらない(あまり興味ない)。ブースでインタラクティブに話を聞けることがリアル展示会の醍醐味」という立場だったので、昨今の「展示のみ」のOSCについても、寧ろこれがあるべき姿、ぐらいに思っていたのですが、先日の東京、今回の島根に参加してみて、詳しい人がマイクを持って語るのを見ている(聞いている)のは、これはこれで楽しいものだなと再認識しつつあります。展示オンリーで何か少し物足りなさを感じていたところに、冒頭の基調講演+アクセントのようにLT大会が入る(それも今回の島根ではお昼タイムに開催されたことで午後のブースでの会話につなげることもできる)ことのバランスの良さを感じました。ナイス企画でした!

もくもく会併設

 午後は会場の真ん中エリアを使って、参加コミュニティによるもくもく会が行われていました。何をやっていたのか私はよく分からなかったのですが、楽しそうに教えつ教わりつ何かを進めている雰囲気が素敵でした。会場自体もなんか程よく盛り上がっている雰囲気になったし、良かったですね。

MyNAブース

 今回も、日本MySQLユーザ会(MyNA)として一応ブースを出していました。基本的には談話コーナーとしていつも出展していますが、先日のOSC東京のために作ったチラシも配布しました。チラシをきっかけに、あるいはお昼タイムにLTでお話した内容をきっかけに、ブースで色々お話させていただけたと思います。
なお、アーニャのナッツボンは、とうふさんと髪の毛の色が一緒だったので展示しておきました(とくに意味はない)。

松江

 前回訪問から随分時間が経っていることもあって、色々と変わっていました。駅近くの便利に利用していた蕎麦屋さんがなくなっていたり、駅前の一畑百貨店があと数ヶ月で閉店することが決まっていたり、冷凍ラーメンの自動販売機ができていたり(笑)。 割り子蕎麦を食べたり、同行者たちに素敵なバーを見つけてもらったり、一応ラーメンも食べたりと、短い滞在ながらも一通りを楽しみました。
 実はこの2週間後に同じく松江で開催される RubyWorld Conferenceにも参加するので(実際は松江を離れてから次に松江に来るまでの間、10日間)、改めて松江を堪能できることでしょう。

OSCへの往復(松江編)

 各地のOSCに参加する際に、単にかの地と往復するのみでなくプラスアルファで何か見聞することを心がけています。というよりも「寄り道」のほうが主でOSCが「ついで」みたいになってしまうこともあるくらい、前後のスケジュールに力を入れています(笑)。 今回は、新神戸で車を借りて松江まで往復しました。車でしか行けない各所(主に東経135度のモニュメント等)を回ったので、こちらの模様は別途 note のほうに書こうと思っています。

旧交再開

 遠方のリアル開催のイベントに参加すると、現地の方が歓迎してくださるのが本当にありがたいです。FacebookなどのSNSで近況は見ているし、コメントを付けあっている方も多いので、あまり長いこと会っていないという感覚はないのですが、実際に会ってみるとえらく久々だったのだなぁと感じたりします。ちょっとしたニュアンスなどを含んだ様々な会話ができるなど、直接会えることの大きさを感じました。
時間のことやお財布のことがあるので、あれこれも、あっちもこっちも、と参加するわけには行かないのですが、長いコロナ期間を経てようやく動き出した世の中、オンラインのメリットも併用しつつ、直接会えることの大きさに感謝していきたいと改めて思ったのでありました。