OSC2019 Fukuoka 参画

 OSC2019 Fukuoka に参加してきました。日本MySQLユーザ会としてセミナー1枠の開催とブース出展です。
今年の福岡の会場は、久々の 九州産業大学九産大)。

www.ospn.jp


 セミナーは、松久さん(@hmatsu47)と一緒に『「MySQL8.0の薄い本」に見るMySQL』と題するトークショーをやらせていただきました。「薄い本」は、hmatsuさんが個人で作られているもので、MySQL 8.0 の主に新機能に注目してまとめあげたものです。以下のURLで無料配布されていて誰でもダウンロードできます。また、hmatsuさんが自費で印刷して、参加イベントなどで配ってくれることもあります。

薄い本:
github.com

 セミナーでは、この薄い本を作るモチベーションは何か、から、MySQL 8.0 での注目機能などについて、だらだらと(笑)おしゃべりをしてきました。聞きに来てくださった方には、それなりに楽しんでもらえたのではないかと思います。しっかり資料を準備した「教育的(役に立つ)セミナー」も良いですが、OSCではこういった、「そこそこの経験を積んだ(というと偉そうですが、世間平均よりは興味を持って試したり情報収集をした人、くらいの意味だと思ってください)人が」「会場の反応を見ながら」「ライブ感を持って自然に」おしゃべりするのを聞いていただいたり、一緒にディスカッションに参加してもらったり、という場にするのも面白いんじゃないかな、と思い、最近、このスタイルに挑戦してみています。(一応書いておくと、このスタイルだからといって何の準備もなく会場入りして、いきなり適当に話すわけではなく、構成とか、会場の反応に応じた分岐だとか、引き出しの準備だとか、普通に45分間をストレートなシナリオでお話するのと比べて、結構準備が大変だったりします。資料が完成したから準備完了!みたいなのとは違って、準備の終わりがないので、直前までいつもドキドキなのです。始まると、楽しんじゃうんですけどね(笑))

 ブースは、一日中比較的おちついた感じだったと思います。他のブースでお話を聞いたりする余裕もあり、私自身も出展しながらも楽しんだOSCでした。ETロボコンのブースでは、九州地区で活躍されている(今回OSCには参加されていない)先生が、私の大学時代の大先輩(たぶんあちらは覚えていない)だということが確認できたりもして、いろいろな人たちがいろいろな所で繋がっている社会の面白さを感じました。

 実は今年から、OSCへの参加を少し減らす方向で、「行く理由(時間と費用をかけるに見合う:発表したいものがある、会いたい人がいる、食べたいものがある)があるところだけ厳選して参加する」という方針に変わりました。福岡に関しても第1回の開催から「無条件で参加する」場所だったところから、一旦ゼロベースで検討ということで、昨年の訪問の際には「来年来ないかも」と宣言していたのですが、幸いなことに熊本に行きたい場所ができたことから(時期は自分で決められたので)今回のOSCに合わせることで、参加できることになった次第。
 実際に参加すると、たくさんの人が歓迎してくれて、いろんな人とお話ができて、見知らぬ情報にも出会うことができる充実のOSC2019-Fukuoka でした。ラーメンも一応食べられたし。

#そしてここで再開した人の何人かとは、翌週のPostgreSQLカンファレンスですぐに再開することになります(笑)
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