本件、いろいろ思うところや意見はあるのだけど、それはtwitterで書いたので、ここでは淡々と紹介します。
本日、MySQL High Availability ブログにて、MySQL内での用語の変更について、以下の発表がありました。
https://mysqlhighavailability.com/mysql-terminology-updates/
ざっと、内容を紹介すると(箇条書きの下に変更内容):
- レプリケーションで使っている master/slave という言葉はネガティブな言葉だ。それはクリア(明らか)だ。
- 既に我々はブログとかプレゼンで、これらの言葉を色々言い換えてきた。
- なので、そろそろソースコードとドキュメントの変更にも手を付けようかなと。
- 旧master を、primary ではなく source にしたのは、いろんなレプリケーション構成がある中で必ずしも「primary」なわけではないから。
- コマンドや出力内容から、これらの言葉を除去するのは、ちょー(huge)大変。時間かかる。段階的に。
- 例えば SHOW SLAVE SATUS。これを deplicated にして、今後は SHOW REPLICA STATUS にする、みたいな。
- 今週はじめに ドキュメンテーションチームが、本件最初の変更を公開したよ。
ということです。
変更用語:
旧 | 新 | |
master | → | source |
slave | → | replica |
blacklist | → | blocklist |
whitelist | → | allowlist |