オープンソースカンファレンス(OSC)2023 Tokyo/Fall参画

2023/10/21 に東京・蒲田の PiO(大田区産業プラザ)にて開催された オープンソースカンファレンス2023 Tokyo/Fall (OSC 2023-Tokyo/Fall)に参加ししてきました。
今回は、いつもの日本MySQLユーザ会(MyNA)としての参加に加えて、OSGeo.JP としても参加してきました。
event.ospn.jp




会場は技術系イベント(技術系以外でも?)で定番のひとつ、蒲田のPiO。開場前には搬入用に、普段は開けていない大きなトビラを開け放していました。良い。

東京でのOSC(オフライン)は、今年4月にコロナ後としては初めての再開開催があり、今回が再開後の2回目の開催となります。
4月は非常に多くの人が来て盛り上がったのですが、今回はちょっと集客弱めに感じたのは、会場が広すぎて密度が低くなったせいだけではない気はします。さまざまな技術について、「ざっくばらんな会話」を通した情報取得ができる場として非常に濃厚な場所なので、この良さにもっと多くの人が気づいてくれたらいいなぁと思います。

会場にはOSC号、ことピカチュウ号も展示されていました。広い会場だからこそできるお遊びですね。


ブースのほうは、MyNAのほうはいつもどおりまったりと。でも、いつもは、来てくれた人に最新情報やお悩みごと相談に応じるだけということが多いのですが、今回は少しだけ頑張って、配布チラシも作ってみました。最近のMySQL動向を簡単にA4にまとめたもので、やはりこういうものがあると知ってもらう機会になったり、会話のきっかけになったりして、良いですね。
OSGeoブースのほうは、申込みの手続きこそ私がやったものの、ブース自体はほぼ他の方におまかせ状態。QGISやら点群やらのデモを用意してくださっていたようです。
あとは午後の後半は、個人的に会場で会える方との個別打合せをやっていたりして、ブースがお留守気味となりました。


それにしてもやはり、こういったリアルのイベントは、人と人がつながる場所として最高ですね。 こちらからわざわざ「おひさしぶりです、お元気ですか」から始まるメールなどを出すほどではないけど、会えばお話したいという人はたくさんいるし、話せば新しい情報の授受や新たな動きにつながることなどもあったりして、大げさな言い方かもしれませんが「世の中が動きだす」ことを感じます。
私自身も、たまたま近くにいた2人(お互いにまだ知らない同士だが私は両方知っている場合など)がスムーズにお話するお役に立てるシーンも何度もあったし、ブースに居る側も、ただブースの内容に興味を持って話を聞いてくれた人というのに加えて、知り合いの知り合いだということで少し親近感がわいてくれて、いつもより踏み込んだ話をしてくれているなーというのを感じました。やはりリアルは良い。



今回のOSC東京秋は基本的にブース展示のみ(セミナーの実施はなし)だったのですが、最後に閉会式を兼ねて会場内でLT大会が開催されました。
程よくお話を聞いたという体験もできて、ブースで個別のお話も聞けて、良いOSCだったと思います。


それにしても、やはり集客がなぁ。。。 参加コミュニティのひとつ(今回はふたつw)としても、もっと自分たちのイベントという意識で来場者を増やせるよう努力する必要がありますね。

You can take a horse to the water, but you can't make him drink.

OSCって、まさにこの「水飲み場」だと思います。