MySQL 5.1.35 がリリースされました。MySQL 5.1 シリーズとしては約１ヶ月半ぶりの新バージョンです。ここのところ、各メジャーバージョン(5.0, 5.1, 6.1) が毎週のようにリリースされているので頻繁な印象を受けるのですが、5.1は久々なのですね（といっても１ヶ月半で新バージョンがリリースされるのは、DBMSとしては速いと思いますが(^^;)）。
http://www.mysql.gr.jp/frame/modules/news/article.php?storyid=139
Windows版でいくつか既知の問題を含んでいるようです（内部では次バージョンでの解決対応済）。また今回もレプリケーションに関する修正が目立ちます。いままで「まぁ問題報告されないしちゃんと動いているっぽい」くらいだった状態（←恥ずかしながら、ソフトウェア業界ではよくあること）なのを、「きちんと隅々までテストしようぜ」という体制が組まれたのか、あるいはボランティアベースでレプリケーションにこだわる人またはグループが出てきたのかわかりませんが、レプの安定化の早さは（チェンジログを見ている範囲では）目を見張るものがあります。
今後の更なる安定化に期待です。
また、日本MySQLユーザ会(MyNA)のメーリングリストで解決した「CP932使用時に、UPPER()/LOWER()関数で期待しない変更(要するに文字化け)がされる」問題は、5.1.36のチェンジログに記録されました。次リリースに入るものと思われます。
