ご本人からもブログでの報告があったので、こちらでも紹介します。
知る人ぞ知る(知らない人はたぶん知らない)木下氏が、ついに本家MySQLのInnoDB開発チームに参加することになりました(平たく言うと、転職)。
http://buildup-db.blogspot.com/2011/12/blog-post.html
木下さんは、MySQL 5.0.30 の頃に、ロック粒度の工夫により多CPU環境でのMySQL同時実効性能を劇的に(?)向上させたのをメジャーデビューとし、その後もMySQLの数々の性能向上(あまりに高度になりすぎて、何をしているのか私には既に分からなくなっていましたが)に関わって来ました。
MySQLのいわばフォークのひとつである Percona Server を開発する会社でで数年間、各顧客に応じたMySQL(InnoDB)のギリギリ最先端のチューニングなどを経験され、そして今回のジョインです。
本人の「皆さんも期待してもらっていいと思います。」という自信たっぷりの言葉が、頼もしいですね。
今後は主に、InnoDBのパフォーマンス部分を中心に関わるかと想像していますが、MySQL開発チームの中に日本語文字を扱う人がいるというのも心強いものです。ftsとかどうよ(日本語的な意味で)、とか思っていますので、そちらもゆるやかに「全世界対応」的な活躍をゆるやかに期待しちゃったりしています。(n-gramさえ対応してくれればいいんですけどねぇ)
木下さんの今後のご活躍を、期待し、楽しみにしています!
おめでとうございます!
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