バビロニア・ウェーブ

 先日感想文を書いた、楽天森正弥さんの「ウェブ大変化 パワーシフトの始まり」
 この本の中でちらっと紹介されていた「バビロニア・ウェーブ」という本が気になったので、文庫版で880円+税なことだし、購入して読んでみました。


バビロニア・ウェーブ

バビロニア・ウェーブ


 壮大な設定と具体的な数字で想像力を掻き立てられ、空き時間のすべてを費やし、いや、空き時間を無理矢理作ってまで一気に読み進めました。こんなふうに先へ先へと読み進めたくなる本も、本当に久しぶりです。
 読み進めている間に感じた疑問が最後まで結局示されないまま終わってしまうなど欲求不満はかなり残っていますが(例えばBWの「狙撃的」挙動は一体なんだったのか、特にミラーの事故は偶然?必然?など)、読み応えがありました。なるほど、こういうのを「ハードSF」というのですね。 普段あまりSF自体読まないので、そういう分類があること自体を今回初めて知った次第です。


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