オープンソースカンファレンス(OSC)2016-Tokyo/Fall参画

オープンソースカンファレンス(OSC)2016-Tokyo/Fall に参加してきました。
東京と謳いながらも、千葉県のうちからは非常に遠いため、もう東京のOSCには行かないつもりだったのですが、今回タイミングと気力体力とがマッチしたので、2日間開催のうち土曜日だけ、顔を出してきました。
何年ぶりかなぁ。
http://www.ospn.jp/osc2016-fall/

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 やはり東京のOSCは規模が段違いに大きく、ブースの移動だけでも大変です。言い換えれば、各地でお会いした人やコミュニティが一斉に集う充実度は、東京ならではのもの。
 私自身が東京のOSCに長らく参加しなかったこともあって、数年ぶりにお会いする方もたくさん。それぞれ、プライベートを含めた環境が色々と変わっていて、それも多くはハッピーな方向だったのが嬉しい事でした。久々参加の東京OSC、うん、行って良かった。ハッピーをいっぱいもらってきました。 


 今回のOSCで、オレオレベスト賞「ベストーレ」を差し上げたいのが、「プレレールで作った半加算機」。
実際に持ち込んで、OSC会場で当日の朝に会場で2時間かけて、組み立てたそうです。
プラレールで半加算器を設計した話 | サイボウズ式

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 あまりにワクワクしたので、3回ほどに分けて部屋を覗かせていただいていたのですが、来る人来る人、みんな目をキラキラさせていましたね。ただ、私の理解力が遅いのか、三回目の訪問時にやっと、どの箇所で何をやっているか、何のために分岐させているのか(値のコピー)が分かってきたくらいだったので、一般の人への伝え方としては、更に工夫をできるポイントがあるかなと思いました。例として、

・見る箇所(入力値、そのコピー、出力値のターンアウト)が一目で分かると良いと思いました。紙が置いてあったけど、一方向からしか見えないので、旗を立てるとか、複線だったら赤いゲートがあるのだけど単線ではそういうのあったかな、、、
・入力値に応じて、どの場所のターンアウトの値がどのように(どの順序で)変化していくかを示した表などがあると、分かりやすいと思いました(というか私がその表ほしい)
・列車をリモコン操作で止めたり動かしたりできると、説明をしながらのデモが分かりやすくなりますね。これは会場でもお話していたのですが、そういう列車もあるけど、結構リモコンの距離が短いそうで、この大きさだと厳しいとのこと


 いやほんとこれ、感動したので、↑みたいな提案とか実際に表を作るとか、何か協力できることがあればやりますよ。
 そういえば、デモを見ているときに、一カ所、下りで加速がついたまま分岐に突入する部分の動作が不安定ということに気づいたので、口頭でプルリクしたところすぐに採用していただけました。オープンソースらしくて嬉しかったです(笑)。


 あ、自分のブースのことを書いていなかった。今回は yoku0825さんと一緒に展示されてきました。来場者の方とお話したり、近くのブースの方とお話したり、yokuさんに MySQL 8.0情報を中心に色々教えていただいたり、充実の時間でした。
 各地のOSCに行くときには、自分ひとりであることが多いので、一緒にブースができるって楽しいなぁと再認識。各地のMySQLユーザのみなさま、一緒にブースで展示されましょう!(2016年の残りは、11/19福岡、11/27広島。来年以降の予定は、http://www.ospn.jp/ を参照)



 懇親会は、ちょっと人数が多すぎて何が何だか分からないというか、探している人になかなか会えなくて大変だなーという面もありましたが、とにかく、各地参加させていただいているOSCと比べても、まさに OSCC (オープンソースカンファレンスカンファレンス)的な規模だなぁと、久々の参加で改めて感じたのでした。
 各地の、参加者の顔が全部見えるような懇親会のほうが、実は個人的には好きなんですけどね(笑)。まったくベツモノという感覚です!


 そんなわけで、興奮状態のまま会場を出て、本を読んだりしながらほぼ3時間かけておうちまで帰りましたとさ。やっぱり東京、遠い(^^;)。来年以降、各地のOSCへの参加が減る予定なので、そのぶん、東京で宿泊しても構わないよな、と思うようにもなってきました(笑)。それだけ魅力的なOSC東京です。



※今回、これ買ってきました

入門 機械学習

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