FOSS4G 2024 Hokkaido参加

2025年2月14日、15日に札幌で開催された、FOSS4G 2024 Hokkaidoに参加してきました。
滅多に行かない雪の北海道。到着した日の夜に氷に足を取られて地面とお友達になるという洗礼を受けまして、10日以上経った今でも痛みが残るのですが、まぁこれはきっと日にち薬。

foss4g.hokkaido.jp


1日目ハンズオン。Rでのデータ加工やQGISの入門を教えていただきました。イベント後数週間はまったく時間が取れないことは見えているのですが、「はやく時間とって色々自分でも試してみたい」と思える講義でした。ありがとうございました。
2日目はセミナーと公式懇親会。1日目と同じ会場ですが、より広い部屋を使ってゆったりした気持ちで参加させてもらいました。発表も多岐にわたり、どれも興味を引かれるものでした(何時間も人の話を聞いていると私、寝るんですけど、今回そういえば全然眠くならなかったです)。

 両日とも余程楽しかったようで、ホテルに戻ってからFacebookのほうにそこそこ長い文章を書いていました。多少文章を整えて、こちらに改めて掲載します。終わったその日の思いが一番新鮮な言葉になっていると思います。あと、このイベントやその他最近お知り合いになったみなさまへ、私の今のところのメインSNSFacebookですので、もしそちらでご縁ありましたら今後ともぜひお付き合いください。(Twitter(X)はあまり書かない)

1日目(Facebookへの投稿より)

 本日はFOSS4G Hokkaido 1日目(ハンズオンデイ)。ずっとうるさく「おねだり」していた人のひとり(そのせいで開催されたと思い上がるほどではないですけど)なので、開催されたことがとても嬉しかったです。実はイベント企画が動き始めたときに、スタッフ入ろうかなーとも思っていたのですが、現地の方で動けるなら外から余計な口出ししないイベントのほうがいいなと思い、静かに一参加者を演じることにしました。
(といいつつ、開始前の参加者wifi接続など運営でもないのに出しゃばってサポートしたりしてましたw まぁイイカンジに場が回るために、ある程度慣れている人が声出すことも大切かなと)
 ハンズオンは、結構本気で学ばせていただきました。
 Rでのデータ加工からヴィジュアライズは、こういうことが手軽にできたらなぁと最近よく思っていたようなことを実現してくれるテクニック集でした(そして学ぶためのサンプルプロジェクトファイルをいくつか用意してくれていて、これが、今日の時間内だけでなく後からも参考にして色々作れそうな「全部入り」ですごく助かる)。
 QGIS入門は、なぜお前が今頃入門?と何人かの人に突っ込まれましたが、私そんなに詳しくないんですよw 測量士補ですけどw
QGISは少しは触っているので、見たことあるメニュー項目ばかりなのですが、それらをどう使うのか、この辺の項目は当然のように設定(変更)するものなのか、など、使い込んでいる人の「当たり前」が詰まった講義は刺激的でした。QGIS完全に理解した。
 お昼は豚丼。夜は有志で前夜祭的な飲み会。色々教えてもらえて、昨日からは今日の2日間だけでもう教わりっぱなし。しかし北海道はジオイド高が低いので関東に帰ると半分くらい忘れてそうですが、もう札幌に来た元は十分に取ったという気分です(明日が本番)。いいFOSS4Gでした。
札幌駅内に有名なサンドイッチの自販機があるというので見に行ったり、その後、東豊線に乗るという人と途中まで行って「じゃここで」と分かれてから、私もそこで(東豊線のほうに)曲がるんだったと、かなり大通り方面に歩いてしまってから気づくと言った方向音痴ぶりを発揮したりと、大小様々札幌を堪能しています。

2日目(Facebookの投稿より)

 本日FOSS4G Hokkaido 2日目、コアデイ。コアデイというのは夜に本番の懇親会があるからそう呼ぶのだとか呼ばないのだとか(違います。いや違わないかも)。
 超入り口の「こっちの世界へのお誘い」的なテーマを設定して私も一枠お話させていただいたのですが、いやぁ、正直言うと準備苦しかった。初心者用というのはレベル設定に本当に悩みます。発表直前まで資料を削って削って一番伝えたかった「雰囲気」を大切にする道を選びましたが、果たして伝わったかどうか。(自己紹介に入れた「あたらしい本」のほうへの反応が非常に良かったですw井口さんが作ってくれた「養成講座神話」のおかげです)
 そういえば今回、何人の発表資料に井口さんのあの本の画像が出てきましたかね。5人くらいは覚えているのですが。
発表内容は幅広くどれも面白かったのですが、そういえば全体としてあまりAIしてないし、あまりビジュアライズ手法に寄りすぎてもいないというあたりが個人的には心地よかったです。
ともかく何というか、ものすごくたくさんのことを教えてもらえた2日間でした。こんなに「吸収した~ + 宿題たくさん出たー」と感じるイベントは久々かも。
 久々と言えば、お会いする機会が多くない方々ともたくさん会えました。色々人生の変化があったり、すごく進化していたり、いつも通りだったりそれぞれですが、非常に嬉しい2日間だったのは間違いありません。
 地理情報系は私にとっては「趣味」の面が大きく、それでもガチでプロとして仕事をされている方々にも「仲間」として受け入れてもらえるのを感じられるのが、本当に居心地が良い場所です。
 運営のみなさま、お話させていただいた皆様、ありがとうございました! 明日帰ります。